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血液型性格診断

言説の一般的概念や通念の説明

語句説明

 血液型性格診断とは、一般的にABO式血液型として知られている分類法によって、社会生活におけるヒトの性格を特定できるといった言説である(他に「血液型性格判断」「血液型性格分類」などともされるがこれらのいずれも明確な定義が与えられてはいない)。つまり、「ABO式血液型」という要素“が”特定のヒトの「性格」に影響を与えている、としているものである。
 まず、ABO式血液型について簡単に説明する。ヒトの血液細胞の中で最も大量に存在するのは赤血球であり、この赤血球の細胞膜表面には個人がもっている遺伝子によって表現される血液型物質がある。1900年、オーストリアの研究者であるラントシュタイナー(K.Landsteiner)によってこれが研究され、彼は血液型を4種類(A型、B型、AB型、O型)に分類できることを発見した(1)(2)。
 以上が現在一般認知されているABO式血液型の基本原理である。ちなみに、A、B、Oとは遺伝子を意味しており、メンデルの遺伝法則にしたがって個人を標識する抗原である。そのため、AAまたはAOの組合せでA型に、BBまたはBOの組合せでB型に、OOの組合せでO型に、ABの組合せでAB型になる。
 血液型性格診断は、上述の血液型の4区分から特定のヒトの性格や相性を説明でき、それを日常生活においても活用できるといったものが一般的によく知られているものであり、本項目においても基本的にはそういった一般通念を踏襲したものを“評定の対象”とする(3)(4)(5)。
 加えて、本言説の議論にてしばしば見受けられるアンケート調査などの統計的調査における本言説の有効性、血液型と疾患との関連性、今後の研究可能性においても言及しながら評定を進める。
 血液型性格診断言説においては諸説入り乱れているのが実態だが、能見氏の「血液型人間学」など(3)(4)と、医学・疫学・遺伝的観点からの「血液型」と「ヒト」との成果は明確に区別しながら記述する。

効果の作用機序を説明する理論の観点

理論の論理性 (低)

 そもそも、血液型性格診断における「性格」が何を意味しているのかが不明であることが最大の問題点といえる。「性格」とされるものの定義が不明瞭であり、たとえば“誰の”“どのような状況における”“どういう対応をすることから”“こういう「性格」であると定める”という一般化はなされておらず、どうとでも上手く解釈できる曖昧なもの全般を「性格」と表している(5)。これでは理論を一般化できず、科学性の評定としては致命的である。
 また、ABO式血液型については本項冒頭にて記述したが、果たしてこの区分が如何に人間の性格として反映されているのか、という理論への疑問に対する合理的な説明は今のところないという指摘もできる。たとえば、心理学的知見からたびたび指摘されている「バーナム効果」や「自己成就」については、肯定派において十分な議論がされていない、あるいはそれらの概念の誤用による反論が見受けられ、理論面において充実した議論は行われていないことが推察できる(6)(7)(8)。
 さらに、血液型性格診断の理論においては、その内部においてすら矛盾が見られ、科学性を評価できる理論体系をなしていないことすら指摘できる。たとえば、過度な血液型性格診断信奉者においては「血液型十戒」なるものを理論的な標ぼうとしている(5)のだが、そこでは、「8. 血液型は誰もが客観的な人間理解を可能にする、科学的観察手法である。」としつつ、その2においては「2. 血液型は気質の素材。従って性格はいかようにも料理出来ることを知ろう。」や「9. 血液型は心の科学。性格や未来を占うものではないと知ろう。」などといった内部においても論理性の乏しい説明が多々見受けられる。このように、科学性とはおよそかけ離れた理論を選択していることが言説全般的に見受けられる。
 血液型と疾患や体質にまで話を広げても、今のところ論理性を高く評価できる要素はない。特定の疾患に対する罹患率の違いや耐性についての研究なども、因子の解明や理論構築まではなされていないのが実情だ(9)(10)。
 ABO式血液型で性格診断を行うということは、ヒトを4つの分類に細かく類型化する(できる)ということなのだが、それに対する合理的な説明を見出すことができないのが現状である(そういう意味では、血液型と疾患の研究においては一定の評価を下すことはできる)。

理論の体系性 (中)

 ABO式血液型が既存の学術体系から逸脱した理論であるとは断定できない。人間の体内には大量の赤血球が存在し、その赤血球それぞれにA、B、AB、Oの各型に特有の糖鎖が付いている(ここでの糖鎖とはN-アセチルガラクトサミン、d-ガラクトース、アセチルグルコサミン、フコースによる分子構造を表す)。この点に関するかぎり、生化学的には血液型でそれぞれ全く違った機能をもつとも主張できる。
 しかし、それを正当化するのなら、血液型以外にも分類する要素は数多くありそうだ。仮に血液型のみに注目しても、Rh式やli式、MN式などの識別法もあり、げんに臓器移植などの場合にはこれら多くの要素を考慮する(11)(12)。こう考えると、ABO式のみによって性格にまで言及する理論は、他の知見との整合性が低いと思われる。
 さらに、ヒトの性格について、ABO式血液型を主軸として説明する、という理論選択に合理性を見出すことも難しい。ヒトの「性格」については今も多くの議論があり、「性格」とはどういう要素から構成されているのか、といった問いを考える場合、いわゆる複雑系であることや、進化心理学などでよく知られる「心のモジュール性」(13)(14)という概念として考える方が“ABO式血液型”を持ち出すよりも遥かに整合性が高い。 たとえ、ABO式血液型が「性格」における一要素であったとしても、わざわざ血液型性格診断を「性格」における主理論として採用する必然性はなく、このような言説に依存しなければならない積極的な理由を見出すことはできない。
 ただし、ABO式血液型と進化生物学との相関性や特定疾患への罹患率といった研究が近年報告されていることは注目すべきことだろう(9)(10)。たとえば、A型の遺伝子は免疫機能が低くなる遺伝子と共起する確率が高いので、抗原をなるべくしりぞけようと神経質な性格が共進化したという理論は、進化論、あるいは生物学などと整合的である(10)。その点を考慮したうえで体系性は中程度と評価する。

理論の普遍性 (低)

 特に能見氏を源流とする「血液型人間学(≒血液型性格診断)」においては、それが“誰にでも普遍的に適応可能だ”としているが、言説の実態がつかめない。全般として、“何となく○○型はこんな感じ”という大雑把な情報しか提供されておらず(3)(4)(5)、普遍性を推し量ることはできない。思い込みや社会通念が先行しており、理論的な実像がつかめないのである。これでは普遍性を評定する以前の問題だろう。

実証的効果を示すデータの観点

データの再現性 (低)

 能見正比古氏の著書(研究論文ではない)や「ABOの会」にて、血液型性格診断に関する肯定的な主張がこれまでに何度も発表されている。しかし、データの再現性という観点において、高評価を与えられる水準に達しているとはいえない。
 たとえば、血液型性格診断の源流の一つである能見氏は、自著へのアンケート調査(数万人規模、としているもの)にて再現性を保証できるとしているが、そもそもそのようなアンケートを“能見氏”に送る“対象”がサンプルとして偏っている(平たく言えば、能見氏の信奉者である)というバイアスを排除するような厳密性のあるものではない(3)(4)。血液型性格診断の関連団体である「ABOの会」の主張においても、一万人規模のアンケート調査で統計的有意差が出たとの報告もあるが、前述したような「バーナム効果」「予言の自己成就」「確証バイアス」「F・B・I効果(フリーサイズ・ラベリング・インプリティング効果)」といった、心理学で広く知られた効果が排除された実験デザインがとられていない。
 一方、血液型性格診断に否定的な研究データは数多く積み重ねられており(能見氏の著書においても統計的に有意な差がなかったデータもある(3))、肯定的なデータよりも信頼がおける(15)(16)(17)(18)(19)(20)。
 ただし、血液型と疾患といったことにまで言説の対象範囲を広げると、2009年にアメリカ国立がん研究所が膵臓がんの危険因子と血液型の相関性についての研究報告をしていたり(21)、2000年に科学誌「ネイチャー」にてO型と非O型の胃がんに対する見解が述べられていたり(9)と、再現性において評価できる研究も存在する。まだまだデータ不足という面もあり、一概に評価できるものではないが今後の研究可能性としては期待の持てるものだろう。
 しかし、これらの研究は能見氏等の血液型性格診断を補強するものとは言えず、医学・生理学などにおける研究成果とするのが一般的だ。
 したがって、「血液型性格診断」の再現性は低評価とするが、これは前述の「血液型」の医学的な側面のデータを否定するものではない。

データの客観性 (低)

 肯定派の提示する研究報告においては、信奉者による主観的な感想、統計調査における標本抽出の偏り、研究対象の未特定化、「自分はA型だから神経質だ」という性格の自己成就などの可能性が指摘できる(3)(4)(16)(18)(20)。したがって、血液型性格診断の中心的言説であるABO式血液型“が”「性格」やその傾向性に影響を与えている、としていてもその客観性は低い。
 また、医学・生理学的知見からも言説全体に対して同様の指摘ができる。例をあげると、近年、疫学的にピロリ菌(慢性胃炎など胃疾患の危険因子)保菌者にA型が多いことが指摘されている。血液型性格診断によるとA型の典型的な特性は「神経質」だということが主張されており、その根拠として胃痛の多さなどがデータとして挙げられている(9)(10)。しかし、血液型性格診断で言われているようにA型の人が「神経質」である“がゆえに”胃痛になりやすいのか、それともA型にはピロリ菌保菌者が多くそれによって胃痛が引き起こされるため“結果的”に「神経質」な人が多いように見えるだけなのか、といったことを客観的に区別できるような研究手法は採られていない(前者であれば「血液型性格診断」の成果といえるが、後者ならば改めて議論が必要である)。
 現在の心理学分野と、医学・生理学分野は個々に独立しており、「血液型」と「性格」を連携させた研究方法はまだ未熟ではある。ただし、今後の研究次第(たとえば遺伝学的な)では血液型とヒトの性格との関連性について客観的なデータが示される可能性もなくはないことは追記しておく。

データと理論の双方からの観点

データ収集の理論的妥当性 (低)

 血液型性格診断において、肯定的なデータが妥当に収集されているとは言えない。繰り返しになるが、心理学でよく知られている「自己成就」や「バーナム効果」などの要因を排除した形の実験デザインが採られておらず、このような指摘に対して“反論”できる体制が整っていない。

理論によるデータ予測性 (中)

 現在、能見氏を原点とする「血液型性格診断」が科学的手順を踏まえて研究されているとはいえず、予測性は低い。今一般認知されている血液型性格診断はほとんど文化として根付いてしまっており、もはや科学性を論じるに値しない言説と化している。
 一方、血液型と疾患については医学・疫学的観点から比較的研究が進められており、成果といえるものも出ている。たとえばコホート実験などの医学疫学において信頼できる研究方法から、血液型による膵臓がんリスクの違いといった発表(9)もされており、この点では予測性は高いと評価できる。さらに、進化生物学的観点から血液型とマラリアやコレラとの関連性(10)も若干ではあるが報告されている。
 予測性は中程度と評価するが、これは医学・疫学・遺伝的な成果を高く評価したためであり、このような分野の評価に重点を置いたものである。

社会的観点

社会での公共性 (低)

 日本において血液型性格診断が一般認知され始めたのは、1970年に出版された能見正比古氏による「血液型でわかる相性」からである(4)。これ以前にも1927年に「血液型と気質の研究」と題する研究論文が古川竹二氏(女子高等師範学校教授)によって発表されていたが(6)、継続的な研究が始まったのは前述の能見氏による著書が初めてであり、現在では氏が設立した「ABOの会」という団体が血液型性格診断について肯定的な主張を繰り返している(現在では「ABOセンター」が実質的にその意味を引き継いでいる(5))。
 しかし、利害関係のない公共性の高い研究においては、血液型性格診断はたびたび否定されており、肯定派において同様の水準に達している研究報告は現在のところない。したがって、社会での公共性は低評価とする。

議論の歴史性 (低)

 上述したように、現在の血液型性格診断の社会における広まりは、能見正比古氏の著書にみることができる。それを発端として1970年代から血液型性格診断の科学性の議論もさかんに行われてきた。たとえば心理学分野は血液型性格診断に強く反発しており、否定的な研究発表も多くある(「日本パーソナリティ心理学会」においてはホームページ上にて、血液型性格診断に対して懐疑的な意見文を掲載している(22))。
 一方で、血液型性格診断を積極的に肯定する立場(科学的なものだとして)の多くは能見氏の言説に依存している様子が見受けられ、また、そういった科学性を謳う言説において、“主張の責任を請け負っていない”ことが問題点として挙げられる。たとえば「A型の人は神経質だ」といった主張に対して、「A型なのに神経質でない」という事例(データ)が得られたときにも「100%正確に診断できるわけではない」や、他の全く指標の異なったデータを持ち出して「このデータを担保にできる」などである(現に、肯定派においてはこれが横行している)。このように反証データを得ても、そうしたものに対して無反省であり、科学性が議論できる構造とはいえない。
 以上より、議論の歴史性は低いと評価する。

社会への応用性 (低)

 血液型性格診断が社会において有効的に活用されているとはいえない。そもそも、血液型による性格の傾向性を重視しているのは日本人がほとんどであり、世界的にみると血液型性格診断という概念すら一般的ではない。にもかかわらず日本社会では、ブラッドタイプハラスメントといったものを始めとして人々に対する差別や偏見を助長させる要因の一つとなってしまっているのが実態である(6)(23)。
 また、血液型性格診断はヒトの性格を4種類の血液型の中から“当てる”という占いのような娯楽だと受け取ることもでき、そこに科学性を乗せてしまうと人が感じる快不快の度合いも大きくなってしまうだろう。結果として、人間関係を円滑に進めるうえでの弊害ともなりかねない。
 ただし、これは一概に血液型性格診断のみの功罪とはいえない。たとえば、仏滅に結婚式を挙げる人はまずおらず、一般的に友引に葬式は行わない。このように大衆心理は科学とは無縁に働いており、血液型性格診断が控えめな誤信として機能している分には、科学がそれを排斥する必要まではないだろう。
 しかし、血液型性格診断においては企業の採用といった、人生の大きな岐路でも使用されており、とても控えめという表現で収まっているものではない。このような実情を考慮すると、あえて社会への応用性は低いと評価すべきだろう。

総評

疑似科学

 現在一般認知されている「血液型性格診断」は疑似科学だと位置づけられ、そこで語られているものに科学的根拠は全くないといってよい。たびたび指摘したが、血液型性格診断の最大の問題点は、能見正比古氏の著書「血液型でわかる相性」「血液型人間学」などが流行りすぎてしまったことだろう。能見氏の言説の流行が多くの過激な信奉者を生みだしてしまい、それに対抗する形で主に心理学界からの強い反発が繰り返し行われてきた。このような構図から、心理学界の過剰ともいえる「血液型」嫌いという問題も発生してしまい、健全な議論ができる土壌がない、あるいは良心的な研究者の芽をも摘んでしまっているということは考慮に値する(24)。
 そうした中で、医学・疫学・遺伝的観点や進化生物学的視点からは角度の異なる考察をすることもできる。
 医学領域としての血液型とヒトの研究は1950年代~1970年代初頭までは比較的行われており、多くの疾患と血液型との関連性について様々な議論が繰り返されてきた。そんな折、先の能見氏による著書が爆発的にヒットし、しかもそれを科学だとして主張し一般大衆の誤解を招いた。このような経緯は前述の通りであり、それが多くの研究者を血液型の研究から離れさせてしまい、血液型性格診断を疑似科学の象徴として扱う風潮に、医学界においても繋がった。現在では、血液型について言及できるのは輸血と臓器移植の際のみであり、血液型の話題さえ嫌う医師もいるという状況でさえある(10)。
 しかし、「血液型」と「疾患」、「血液型」と「進化」、「血液型」と「遺伝」といったことについて研究されたものの中には信頼のおけるものも多くあり、今後の研究可能性が幅広いことは肯定材料だろう。さらに、特定疾患へのリスクの違いや、免疫機構の違いなど、遺伝的な説明によって応用性の高いものにもなりうる。
 ヒトの「性格」という言説における明らかな論理的飛躍には注意する必要があるが、少なくとも血液型と人間機能の関連を研究する価値や意味は、心理学から指摘されているほど順位の低いものではないだろう。今後の研究次第では、たとえば血液型と疾患といったアプローチからヒトの気質にまで科学的合理性を保った言及がなされたとしても、それほど不自然ではないだろう。
 ただし、繰り返しになるが、現在広く一般認知されている「血液型性格診断」における科学的根拠は乏しく、疑似科学であると評価する。

参考文献:

(1)『よくわかる 最新血液型の基本としくみ』 松尾友香
(2)『絵でわかる血液のはたらき』 八幡義人
(3)『血液型人間学』 能見正比古
(4)『血液型でわかる相性』 能見正比古
(5)http://www.human-abo.org/#!aboutus/cktc 一般社団法人 ヒューマンサイエンスABOセンター
(6)『なぜ疑似科学を信じるのか』 菊池聡 化学同人
(7)季刊『理科の探求』左巻健男 2015春号 特集 ニセ科学を斬る!リターンズ p50-109(p56-61)
(8)『心理テストはウソでした』 村上宣寛
(9)『血液型で分かる なりやすい病気なりにくい病気』 永田宏
(10)『血液型の科学』 藤田鉱一郎
(11)http://www.jrc.or.jp/donation/first/knowledge/ 日本赤十字社 血液の基礎知識
(12)https://hospital.city.sendai.jp/department/mame05.html 仙台市立病院 診療科のご案内 「第5回 血液型のはなし-ABO式血液型-」
(13)http://plato.stanford.edu/entries/modularity-mind/ Stanford Encyclopedia of Philosophy 「Modularity of Mind」
(14)『だまされ上手が生き残る 入門!進化心理学』 石川幹人  光文社
(15)「血液型と性格の無関連性」縄田健悟(2014)
(16)「血液型性格判断はなぜすたれないのか」 山下玲子 武蔵大学 社会学部
(17)血液型性格判断の差別性と虚妄性(自主企画(2)) 山岡重行 大村政男 浮谷秀一
(18)「Blood-typical personality stereotypes and self-fulfilling prophecy」Sakamoto, A., Yamazaki, K.(2004)
(19)「血液型による性格の相違に関する統計的検討」松井 豊(1991)
(20)Blood-typical Personality Stereotypes and Self-fulfilling ProphecyAkira SAKAMOTO Kenji YAMAZAKI 2002
(21)http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19648918 Genome-wide association study identifies variants in the ABO locus associated with susceptibility to pancreatic cancer.
(22)日本パーソナリティ心理学会血液型性格診断に関する意見文 公益社団法人 日本心理学会
(23)テレビ番組が増幅させる血液型差別 山岡重行
(24)『よい教育とは何か』 西条剛央 京極真 池田清彦

・(ダメな大人にならないための心理学 山岡重行)『書評』野崎瑞樹
・『機関誌「心理学ワールド」52号 2011年1月号 特集/偏見とステレオタイプの心理学』
・『血液型の迷路』 大西赤人
・『性格を科学する心理学のはなし』 小塩真司
・「血液型性格判断の妥当性の検討(2)」 白佐俊憲
・『科学技術をよく考える -クリティカルシンキング練習帳』 伊勢田哲治 戸田山和久  調麻佐志  村上祐子 名古屋大学出版会
・『新編 血液型と性格』 大村政男 福村出版

情報提供、コメント、質問を歓迎します。

(最終更新日時2015年8月17日)

投稿

投稿&回答

連投失礼します。
今回は情報提供です。
少々時間がたってしまいましたが、以前に紹介したテレビ番組の感想です。
2/8 21:00-21:54 フジテレビ ホンマでっか!?TV 「100歳以上生きられる可能性が1番高いのは●型!?」果たして、血液型だけで人生は変わるのか!?
予想外の展開となりました。
タイトルからして、血液型と病気・体質・ダイエットの話がメイン…という期待は、見事に裏切られました。
まず、“ハラスメント”批判を意識してか、心理学者の植木理恵さんからは、「心理学では血液型と性格は関係ない」とチクリ。
では、血液型と性格は関係ないという話題になったかという思いきや、その後は牛窪恵さんの血液型トークが爆発。
#ちなみに、どちらもA型です。
統計データは、首相などを含めていくつか紹介されていましたが、口頭の説明だけで、数字やテロップは出ませんでした。
さて、心理学者からの注意という“免罪符”を得たせいか、血液型浮気の傾向とか、その後はまるっきり血液型バラエティと化し、大いに盛り上がりました。
ここで非常に気になったのが、植木理恵さんの発言です。
「昔の心理学者(古川竹二?)が病気から性格を類推した」「A型はピロリ菌を持っている」「血液型の性格診断テストは病気のやりやすさからの推論」は心理学的にも間違いです。
もっとも、彼女はシナリオどおり喋っているのでしょうから、おそらくライターが間違っているのでしょう。
誰かチェックしなかったのでしょうか?
ところで、視聴率を調べたのですが、他の回より数パーセントぐらいは上がったようで、やはり血液型のテーマは人気があるようですね。
今後、他局が追随するかどうかに注目したいと思います。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/03/04 08:48:28)

(回答日時:2017/03/11 08:49:08)

>>私の統計のその解釈が間違っているケースも多々あると思います。ぜひ、反証や反論をお願いします。
>――話が連続していないようです。前回話題になったIFなどの件は了解されたということでしょうか。
>また、反論も何も、これまで多岐にわたった議論において、ABOFANさんから有効な意見が提示されていないと思うのですが。(回答日時:2017/03/01 18:20:50)
――これでよくわかりました。一言で言うと、管理者さんは「純粋文系」だということです。この点は、「マイナスイオン」の掲示板にも書こうと思います。少々失礼な言い方になりますが、いわゆる純粋文系の学生は、高校や大学の統計学は理解していません(例えば、帰無仮説、標準偏差、検定力、ノンパラメトリック検定…)。従って、「反論も何も、これまで多岐にわたった議論において、ABOFANさんから有効な意見が提示されていない」は、文字通りの意味と解釈します。
私の主張や意見は、通常の理系の大学生レベルを想定しています(もっとも、理系でも統計は必須の単位でないはずなので、[AABAさんのように?]全員が統計を理解しているわけではありませんが)。管理者さんは「純粋文系」のようなので、通常の理系の大学生レベルの議論は、おっしゃるとおり「有効」ではありません。そこで、今回は文学的表現でお送りします。管理者さんは、漢文はお好みではないようなので、今回は芥川龍之介のパロディで行きましょう。
誰よりも法律を守つた君は 誰よりも法律を破つた君だ。
誰よりも民衆を愛した君は 誰よりも民衆を軽蔑した君だ。
誰よりも疑似科学批判に燃え上つた君は 誰よりも科学を知つてゐない君だ。
《参考》池田信夫 blog 小池知事のレーニン的愚民主義 http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51992594.html (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/03/04 07:52:30)

ABOFANさん
>これでよくわかりました。一言で言うと、管理者さんは「純粋文系」だということです。この点は、[…]
――これまでも、何度も同じことをおっしゃっておられますね苦笑。私の方もいろいろ学ばせてもらっていますが。

p.s.ちなみに、別件でいただいた「個人情報云々」の件ですが、こちらが指摘したのは「プロの法律の専門家からの意見」でして、素人であるABOFANさんの「法律論」で反論されても反応に困ります苦笑。
たとえば、「ABOFAN=金澤「説」をこのページ上で言及しないでくれ」などの要望を受ける準備はありますので、「具体的に」希望をおっしゃってください。現に、これまで「非公開」を希望されたコメントはこちらも掲載していませんし。 (回答日時:2017/03/11 08:58:59)

>要するに、「私(管理人)は学問的なバックグラウンド(特に統計?)に疑問符があり、自分(ABOFAN)の言うことのほうに理がある。したがって、研究発表や論文投稿せよという管理人の提案は不当な要求である!」ということですか?(回答日時:2017/02/13 11:11:40)
――次のAABAさんへの回答をご覧ください。
>ABOFANには存在意義がない、ということでよろしいですね。 (だって、言いたいことはその何とかいう論文に書かれているのですから、ABOFANがそれ以上、何かいう意味はないですからね──「私の論文に代えたい」と書いているのですし) (投稿者:AABA,投稿日時:2017/02/09 18:58:06)
――まったくおっしゃるとおりです(爆笑)。
AABAさんには、HONZのサイトの次の記事を送ります。
【引用開始】
村上 浩『ダメな統計学 悲惨なほど完全なる手引書』で科学の基盤をより確かなものにする
http://honz.jp/articles/-/43790
“科学者は、統計教育を受けてこなかった。そして、科学に関する大学学部課程の多くで、統計の訓練はまったく求められていない。”
科学者の統計に対する理解がどれほど不足しているかを示す例として、本書では、医学研修生に対する調査があげられている。この調査では、研修生は医学分野でよく使われている統計手法に対してすら50%以下の正答率でしか回答することができなかったという。また、医学校教授陣でも正答率は75%未満だった。しかし何より統計教育の不備を端的に示しているのは、上記の統計に関する調査を作成した人も統計をきちんと理解できておらず、p値の意味を問う選択式問題に誤った選択肢しか回答として用意できていなかったことだ。
【引用終了】
AABAさんは、私に対して統計的な反論は一切ありません。それは、おそらく統計が理解できていないからでしょう(管理者さんも同様です)。統計が理解できない人に、一生懸命、私などが血液型の統計の説明をしたとしても、感情的に否定する可能性は大ですから、確かに意味はありません(苦笑)。
#そういう人に限って「学歴」などを問題にすることが多いようですが、気のせいでしょうか?
あるいは、科学はだれがやっても同じではなく、「学歴」や「論文」によって信用するかしないか決めるということでしょうか?
データや統計は二の次だと…。
というか、そもそもAABAさんや管理者さんは(そもそも統計が分からないのだから?)、私の紹介した論文が理解できるとは思えません。
そこで、孔子の言葉を贈ります。
論語 為政第二 十七
子曰。由。誨女知之乎。知之爲知之。不知爲不知。是知也。
以上の私の推測が間違っていることを願っています。
言うまでもありませんが、私の統計のその解釈が間違っているケースも多々あると思います。ぜひ、反証や反論をお願いします。
失礼しました。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/02/27 00:25:45)

>私の統計のその解釈が間違っているケースも多々あると思います。ぜひ、反証や反論をお願いします。
――話が連続していないようです。前回話題になったIFなどの件は了解されたということでしょうか。
また、反論も何も、これまで多岐にわたった議論において、ABOFANさんから有効な意見が提示されていないと思うのですが。

別件になりますが、以前おっしゃられた「個人情報」云々を法律の専門家と相談したところ、「ABOFAN」という”架空”の人格と、「金澤正由樹」という”架空”の人格を同一視することは、何ら個人情報保護違反とはならないそうです。両方とも、そもそもがペンネームという”架空”の人格ですので、「個人情報」ですらないという見解です。
ただし、法律的な話は別として、ABOFANさんが望むのであれば、(少なくとも私は)ABOFAN=金澤氏に触れるような言及は致しません。ご希望をおっしゃってください。
(回答日時:2017/03/01 18:20:50)

今回は情報提供です。
2017年4月号の「理科の探検」の特集(ニセ科学を斬る!2017)で「血液型」がさっぱり書いてないので、少々がっかりしました(苦笑)。
なお、当初は、菊池聡先生の「血液型」に対する批判が予定されていました。
【参考】
2016-09-09 理科の探検(RikaTan)誌2017年4月号「ニセ科学を斬る!2017」の内容
http://d.hatena.ne.jp/samakita/20160909
「血液型性格判断や占い」菊池聡
かなり期待して、本日内容を確認してみたところ、なぜか「超常現象と疑似科学の心理学 中高生調査のデータから」とタイトルが変更され、血液型の解説はごくわずかでした。
血液型についての内容は次のとおりです。
【引用開始】
さて、疑似科学を信じる思考スタイルのもう一つは、そもそも科学と疑似科学を識別できないためにマジに信じ込んでしまうものです。マイナスイオンは本当に健康にいい効果があると思っていた、血液型性格診断は正しいものだと思い込んでいた、というタイプですね。そうであれば、正確な科学知識の教育によって、こうした誤信は解消できることになります。
【引用終了】
混乱を招くのは、「血液型性格診断」のほかに、突然「血液型性格判断」という語句が出現し、いずれも定義については何の説明もないことです。
「血液型性格診断」=「血液型性格判断」=「血液型性格関連説」なのか、それともこれらは微妙に違うのか、私のような普通の読者には判断できません。
少々不親切な記事だと思います。
いずれにせよ、この掲示板や放送大学の講義と同じく、菊池聡先生から統計的な反論がないことが明確になりました。
なお、統計的な反論がないのは、山岡先生、管理者さん、AABAさんもすべて同じです。
ひょっとして、この掲示板や心理学では統計は「タブー」なのでしょうか?
反証されない仮説は、正しいものとして扱うのが、科学では一般的かと思うのですが…。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/02/26 23:59:43)

(回答日時:2017/02/28 11:56:05)

…なんだ。まだ続いてたんですね。

> ――調べるのに少々時間がかかりましたが、既に他の優秀な研究者の書いた論文が多数ありますので、その紹介をすることで私の論文に代えたいと思います

ふむ。…と、いうことは。ABOFANはこの論文の通りの内容のことのみを主張するのですね。すなわち、ABOFANには存在意義がない、ということでよろしいですね。 (だって、言いたいことはその何とかいう論文に書かれているのですから、ABOFANがそれ以上、何かいう意味はないですからね──「私の論文に代えたい」と書いているのですし)

ま、何れにしても自分で「論文」を書く能力がない、ということは再確認できました。
(投稿者:AABA,投稿日時:2017/02/09 18:58:06)

(回答日時:2017/02/13 10:28:52)

連投失礼しましす。
さて、別な面からも、管理者さんの言説が矛盾していることは明らかだと思われます。
>申し訳ありませんが、今回のように「私個人」に対する「質問」は本筋からそれますのでご遠慮願えればと思います(不満であれば、その妥当性をご主張ください)。少なくとも、これ以上回答するつもりはありませんので悪しからずご容赦ください。(回答日時:2016/12/14 19:15:59)
――とあります。この掲示板での議論で、管理者さんの統計学の理解には、かなりの疑問符が付きました。だから議論が進まないわけです。少なくとも私はそう感じています。そこで、やむをえず、相互理解を進めるために管理者さんの「学問的なバックグラウンド」を質問しました。ですから、上の私の質問が「本筋」であることは、管理者さんも十分おわかりのはずです(典型は「差があるという帰無仮説」)。仮に、これが「本筋」でないというなら、管理者さんが「私個人」に対する「質問」をするのは、明らかにダブルスタンダードということになります。
また、
>2a?⇒Dその他:清水先生の問題意識は別として、おおよそは妥当と思います。
>2b⇒AもしくはD:私が直接当該学会、当該論文にかかわっているわけではないので、正確にはお応え(ママ)しかねます。ただ、ご存知のこととは思いますが、「学会」というのは極言すると「同好会サークル」のようなものですので、ある程度の「志向」は内包されているかと思います(かなり誤解を招く言い回しなので、この点は指摘しないでいただけると有難いです苦笑)。(回答日時:2016/12/14 19:15:59)
――ともあります。2aは正しい(今後の研究論文は,関連説を肯定的に支持する内容が含まれる限り,全て掲載に値しないという判断が下される可能性が極めて高いことになる。やはり,掲載を認めるわけにはいかないという結論が先にあるように感じられる。)なのですから、そもそも
>「学術研究」ならば、「論文」や「研究発表」などを”ご自身で”行い、科学研究として”議論の場に立たれて”はどうか?(回答日時:2017/02/04 11:00:46)
――は不当な要求(笑)だということになります。なぜなら、管理者さん自身が肯定的な「論文」や「研究発表」は、全てが無条件でリジェクトされることを認めてしまったからです。学問の自由はどうなるのでしょうか?
失礼しました。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/02/05 17:30:27)

ABOFANさん
ちょっと話がよくわからないので、整理してご主張願えますか?
要するに、「私(管理人)は学問的なバックグラウンド(特に統計?)に疑問符があり、自分(ABOFAN)の言うことのほうに理がある。したがって、研究発表や論文投稿せよという管理人の提案は不当な要求である!」ということですか?
話の筋がまったく通っていないようにしか見えないのですが、私の読解力の問題かもしれないので、誤解があればご指摘ください。 (回答日時:2017/02/13 11:11:40)

今回は情報提供です。
久しぶりに血液型のテレビ番組が地上波で放送されます。
2/8 21:00-21:54 フジテレビ ホンマでっか!?TV
「100歳以上生きられる可能性が1番高いのは●型!?」果たして、血液型だけで人生は変わるのか!?
 話題沸騰!明石家さんまと強烈キャラクターの評論家軍団が爆笑トークを展開していくバラエティー。今回もホンマでっか!?な情報盛りだくさんでお送りする。
 〈血液型で人生は変わるのか!?〉では、スタジオ出演者たち全員が「血液型バッジ」をつけてトーク!「100歳以上生きられる可能性が1番高いのは●型!?」というホンマでっか!?な情報について激論を交わしていく!果たして、血液型だけで人生は変わるのか!?血液型トークが止まらない!
http://www.fujitv.co.jp/honma-dekka/
そこで、その根拠と思われる資料を調べてみました。
【1】ニッセイ基礎研究所
 日本人のABO血液型頻度はA型4割、O型3割、B型2割、AB型1割であるが、これに対して百寿者(269名)はA型34%、O型29%、B型29%、AB型8%といった調査結果もあり、この中ではB型が長寿傾向の可能性が高いと言われている(広瀬ら1992年)。
 →長寿科学研究からみる予防行動と健康指導の新たな視点
 http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=37269?site=nli
【2】人民日報日本語版
 血液型がB型の人は温和で物静かであり、ゆったりと落ち着いていて、争うこともあまりしない。長寿の人の中でB型の人は83%を占める。
 →百歳まで長生きする人に多い10条件
 http://j.people.com.cn/94471/6462687.html
【3】東京都健康長寿医療センター
 ABO式血液型は物質は糖鎖であるが、B型が長寿に関連している可能性が示唆された(Hirose, N. et al. Exp. Gerontol. 39, 1563-1565, 2004, 研究協力者広瀬の論文)
 →東京都健康長寿医療センター研究所 副所長 遠藤玉夫さん
 科研費 2013年度 研究成果報告書(基金分)
 超百寿者解析による健康長寿マーカー探索とその生物学的意義
 https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-24659141/ (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/02/05 11:25:35)

(回答日時:2017/02/13 11:05:00)

管理者さんへ
インパクトファクターについては、オンラインでの参考文献をいくつか紹介します。
前回の私の投稿は、決して特殊なものではなく「業界標準」であることがおかわりいただけるかと…。

【1】アゴラ 筒井冨美 岡山大学の研究不正と解雇無効決定 -不正な科学者は誰だ?-
http://agora-web.jp/archives/2019687.html
・科学雑誌ランクを示すのがインパクトファクター(Impact Factor, 以下IF)である。
・この数字は研究者の業績の目安でもある。私自身はIF=1~6の雑誌に5回の掲載経験があり、合計IF=12である。
・森田氏[注:2009年当時日本麻酔科学会理事長]が筆頭著書の英文論文は2本で、合計IF=6…(私を含む)多数のフリーランス医師に研究業績で負けており...
・2011年、日本麻酔科学会理事長だった森田教授は、岡山大学の学長になった。「論文二本で教授になる方法」とか「インパクトファクター6で学長になった僕」といったハウツー本でも書けば、かなり売れるんじゃないだろうか。
【2】世界変動展望 和文誌や低インパクトファクター学術誌ばかりの論文発表研究者は無能の烙印を押され研究者生命を絶たれる?
http://blog.goo.ne.jp/lemon-stoism/e/583804af04d118f2dd5369cd529d6391
・[1]を読むと研究者の人事や予算獲得等がインパクトファクター至上主義ともいうべき成果主義になっていて...
 [1] 杉春夫「論文捏造はなぜ起きたのか?」光文社新書 2014年9月20日発行 http://www.peeep.us/69424344
・研究費獲得を目指して、どんな研究者もできる限りインパクトファクターの高い学術誌に掲載されることを目指し、それで十分な成果を出せないと予算の実質的な権限をもつ財務省([1]によると文科省等、研究機関を所管する省庁ですらないらしい)から役立たずと思われ、...
【3】海の研究者:インパクトファクター信仰の危うさ
http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2015-12-08-2
学校といえば「定期試験」であり「成績」である。生徒は成績で評価される。
では学校を出た後はどうだろう? 一般の方々には馴染みが薄いが、
大学や研究所で働く科学者にも「成績」がある。
「インパクトファクター」と呼ばれるものがそれにあたる。
これはそもそもは科学者の成績ではなく、科学的な学術雑誌の指標である。
(中略)
本来は雑誌の格付けの指標だが、近年は科学者の格付け指標にもなりつつある。
例:「私はインパクトファクター4以上の雑誌に●本の論文が掲載されております!」

なお、
>>既に他の優秀な研究者の書いた論文が多数ありますので、その紹介をすることで私の論文に代えたいと思います。
>――すみませんが、この意味がわかりません。私(やAABAさん)が提案したのは、ABOFANが行っているのが「学術研究」ならば、「論文」や「研究発表」などを”ご自身で”行い、科学研究として”議論の場に立たれて”はどうか?ということですので、「私の論文に代えたい」は返事になっていないと思います。
――では、具体的にインパクトファクターがいくつぐらいの学術誌に発表すればいいのでしょうか? 教えてください。

SUOMIさんへ
>統計学を振り回していますが否定者をねじ伏せるためにわざわざ、しかも過剰に武装したモノ(ハリボテ)にしか見えず、最後には相手を煙に巻いているようにしか見えず本当に痛々しいです。
>否定者にとってはバカバカしい話なので統計学を専攻で学んだ人は相手にしてくれませんよ。
(投稿者:SUOMI,投稿日時:2017/02/02 14:24:45)
――投稿ありがとうございます。私自身も勉強したいので、ぜひ具体的にご指摘くださいませんか。
失礼な言い方になりますが、そうでないとSUOMIさん自身が「疑似科学の信者」になってしまいますよ。
○B○KATAさんのように…。
参考までに、こんなtweetを貼っておきます。
コペルニクスが地動説を発表したときも、こんな感じだったんだろう。「胡散臭い」「直感に反する」「けしからん」。
https://twitter.com/ikedanob/status/827801778800300032 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/02/05 08:49:33)

ABOFANさん
「インパクトファクター」について紹介いただいた文献と、ABOFANさんの指摘が一致しないのですが、結局何が言いたいのですか?
ちなみに、
>では、具体的にインパクトファクターがいくつぐらいの学術誌に発表すればいいのでしょうか?
――これも会話になっていません。私が言いたいのは、ABOFANさんがご自身の意見を”学術的に”主張したいのならば、研究発表なり(査読のあり・なしに関わらず)論文を発表すればよいのでは?という提案でして、これは何度も行ってきたのですが、その返答が他者の論文を「私の論文に代えたい」だと、ABOFANさんとお話しする「意義」がまったく見いだせないですね苦笑。 (回答日時:2017/02/13 11:04:51)

ABOFAN氏の血液型性格診断に対する熱の入りっぷりは正直驚きました。
統計学を振り回していますが否定者をねじ伏せるためにわざわざ、しかも過剰に武装したモノ(ハリボテ)にしか見えず、最後には相手を煙に巻いているようにしか見えず本当に痛々しいです。
否定者にとってはバカバカしい話なので統計学を専攻で学んだ人は相手にしてくれませんよ。 (投稿者:SUOMI,投稿日時:2017/02/02 14:24:45)

(回答日時:2017/02/04 11:01:07)

回答ありがとうございました。
さて、以前に管理者さんとAABAさんから「私自身が論文を書くべきだ、そうしたら認める」という意味の投稿がありました。内容は次の通りです。
>ABOFANが「論文」を書いて議論すればいいのですが、まあ、以前のやりとりで彼(or 彼女)にはその能力がないことは証明されてますしね…。 (念のため。「書く」能力があることは、ABOFANが書いてみせることによってしか証明できません)(投稿者:AABA,投稿日時:2016/10/02 11:42:29)
>ABOFANさんの過去の発言から血液型性格学説は日本のみの文化ではないそうですし、英語能力にも精通していると見受けられるので、「日本の心理学」ではなく、海外の学術研究会などで研究活動を行われることをお勧めします。少なくともご自身の活動を「学術研究」と位置付けておられるならば、これまでの知見を公共の場で議論されることは、本サイトにコメントされるよりも意義あることと思われます。これに反対する理由が、今一つ私には理解しかねるため、提案させていただきます。(回答日時:2016/09/28 20:00:42)
――調べるのに少々時間がかかりましたが、既に他の優秀な研究者の書いた論文が多数ありますので、その紹介をすることで私の論文に代えたいと思います。
ここでは、血液型と性格に否定的な心理学者が書いた論文の「インパクトファクター」(IF)を調べてみました。
管理者さんはよくご存じだと思いますが、知らない方のために一応説明しておくと、インパクトファクターというのは、その学術誌に掲載された論文が何回引用されたか、つまり、どれだけ影響力(インパクト)があるかという数値です。その学術誌の一種の偏差値のようなものといっていいでしょう。
掲載論文の引用回数が多ければ多いほどインパクトファクターが高くなるので、当然ながら有名な雑誌ほど数値が高くなります。
世界でトップクラスのNatureになると、何十というびっくりするような数値になります。それだけ引用される回数が多いということなのです。
ところで、インパクトファクターを計算できるのは、雑誌に限りません。研究者の数値も計算できるのです。研究者のインパクトファクターは、その研究者の論文が掲載された学術誌のインパクトファクターの合計です。
まず最初は、このサイトに投稿されている山岡重行先生のインパクトファクターです。
が、驚いたことに――そして極めて残念なことなのですが――山岡先生の書いた論文のインパクトファクターは、なんとゼロ(!)です。
では、このサイトの共同研究者でもある菊池聡先生のインパクトファクターはどうでしょうか?
菊池先生のインパクトファクターは連名では0.926ですが、論文の執筆者では末尾の方なので、これよりかなり低くなります。また、血液型に関する論文では、インパクトファクターが付いたものはゼロです。
また、この「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」では、血液型性格診断の「参考文献」と「参考リンク」に紹介されている文献のインパクトファクターは、全てゼロです。
このサイトの管理者さんのインパクトファクターも、公開情報から読み取れるものはゼロというしかありません。
以上のことから――残念というしかないのですが――この疑似科学とされるものの科学性評定サイトでは、学術的な評価が低いインパクトファンターが「ゼロ」の文献をベースにして、血液型性格診断という“疑似科学”を否定しているという結論になってしまいます。
ここで目を海外に転じると、統計データに差が出た(関係がある)という土嶺章子さんの論文(英語)のインパクトファクターは3.057(!)と、否定側の心理学者の論文より遙かに高くなっています。また、別の論文で韓国人が書いた物理学誌の論文(英語)のインパクトファクターは1.785です。
そこで、手元の論文でザックリ計算してみたところ、関係ありが46.052、関係なしが5.838となりました。
詳細なデータは拙ブログをご覧ください。
・否定的な心理学論文は学術的な評価が低い http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2017-01-28-1
このように、インパクトファクターで判断する限り、関係があるという結論が圧倒的に優勢といっていいようです。
では、山岡先生らが存在を主張している「思い込み」についてはどうでしょうか?
インパクトファクターが示されている論文で、「思い込み」の存在を仄(ほの)めかしているものは、私が知る限りただ1つだけです。
ただし、この論文は差があるのは思い込みのせい「だろう」とあるだけで、直接的に存在を証明しているわけではありません。
IF=1.785(IF2015/2016)→Physica A: Statistical and Theoretical Physics
Beom Jun Kim, Dong Myeong Lee, Sung Hun Lee and Wan-Suk Gim (2007)
Blood-type distribution
A psychological implication for the case of B-type males is also suggested as an effect of a distorted implicit personality theory affected by recent popularity of characterizing a human personality by blood types.
Physica A: Statistical and Theoretical Physics, 373(1), 533-540.
わざわざ調べるまでもなく、その他の多くの論文には、「思い込み」が存在するなんて書いてありません。
結局、論文に影響力で重み付けをした「インパクトファクター」で比較してみると、「思い込み」が存在するとはいえないのです。
補足しておくと、調査人数ベースでは、圧倒的に血液型によって「差がある」という結果が得られています。
ただし、インパクトファクターが付いた論文はありませんが、調査方法が妥当であれば問題ないでしょう。
こちらも、詳細なデータは拙ブログをご覧ください。
・否定的な心理学論文は学術的な評価が低い http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2017-01-28-1
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2017-01-29
以上は反証可能ですから、ぜひ反論をお願いいたします。
失礼しました。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/01/30 00:10:10)

ABOFANさん
お久しぶりです。おおよそ議論の題材は出尽くしたと思っていたのですが苦笑。
はじめに一点だけ確認させていただきたいのですが、ABOFANさんの主張は、「ABOFAN=金澤正由樹は事実ではなく、そのように同定するのは(ABOFANさんの言う)コンプライアンス(?)違反だ」ということでしょうか。あるいは「ABOFAN=金澤正由樹であるが、それを指摘しないでほしい」ということでしょうか。
申し訳ありませんが、この点だけコメント願います。
また、
>既に他の優秀な研究者の書いた論文が多数ありますので、その紹介をすることで私の論文に代えたいと思います。
――すみませんが、この意味がわかりません。私(やAABAさん)が提案したのは、ABOFANが行っているのが「学術研究」ならば、「論文」や「研究発表」などを”ご自身で”行い、科学研究として”議論の場に立たれて”はどうか?ということですので、「私の論文に代えたい」は返事になっていないと思います。
また、インパクトファクターについてのコメントがありましたが、少し誤解があるように思います。
私も詳しくないので明言できないのですが(お詳しい方、コメントください)、インパクトファクターは「学術雑誌」の指標であって、「研究者個人」の評価とイコールではないのでは?ABOFANさんは個人名を挙げておられますが、インパクトファクターのこの用い方は少し見当違いのように思います。
ウィキペディアにわかりやすい解説がありましたので、ご参照ください(この情報も厳密ではないのかもしれませんが)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC

(回答日時:2017/02/04 11:00:46)

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