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EM菌

言説の一般的概念や通念の説明

語句説明

EM菌とは、「Effective Microorganism(有用微生物群)」の頭文字をとったもので、数十種類の有用な微生物を培養し安定的に活動できるようにしたものである。ただし、これは一般的な微生物学における学術用語ではなく、EM提唱者であり中心的研究者でもある比嘉教授による造語(商標)であることに注意されたい。  

  EM菌の実体を明確に定義するのは難しい。たとえば、光合成細菌群、酵母菌群、乳酸菌群、発酵系の糸状菌群、グラム陽性の放線菌群などの集まりと説明されているものもあれば、初期理論では好気性芽胞菌バシラス(Bacillus)や嫌気芽胞菌クロストリジウム(Clostridium)が加わっていたこともあるからである[1] 。  

  また、概念の意味も不明瞭である。たとえば、中心的な研究者である比嘉氏は「有用微生物の定義も使用目的によって大幅に異なってくるが、食料や環境および生命に関わる観点から考えれば、「安全性」がもっとも重要なチェックポイントである。当初は効果的にみえても、時間の経過とともに副作用が現れたり、環境に悪影響を及ぼすことになれば結果的には有害微生物である」[2] と述べており、実態がよくわからない。  

  以上のように、EM菌が何を意味しているのかを厳格化するのは困難である。ただし、EM研究の第一人者である比嘉氏は、EM菌には次の共通項が見られるとしている。

・有用発酵菌グループおよび有用合成菌グループであり、嫌気性および好気性の微生物など種々の性質の異なる微生物が共存している。
・この微生物は栄養条件等が整えば、pH3.5以下でも生存する力がある。
・πウォーターなどの活性水を使用しても増殖することが可能である。
・嫌気的な条件下では、摂氏100度以上の高温に耐えるもの(光合成細菌等)がある。
・「抗酸化作用」「抗酸化波動」などの性質をもつものである。
・農業、環境、健康、食品加工、化学合成、工業、エネルギー、土木建築など広範囲で応用可能であり、従来の微生物関連資材の常識をはるかに超えたものである。

  EM菌は農業用の土壌改善のために開発されたとみられるが、近年では環境浄化、ニオイ対策、生ゴミ処理、建築部材の強化、放射性物質の除去、医学的治療効果、健康増進などさまざまな効果をもつと主張されている。また、EMセラミックやEM‐X、EMボカシなど様々な技術的応用がなされている。本項では、EM菌関連言説について評定する。

目次:

1.独自の「波動」と「抗酸化」理論
理論の観点:論理性(低) 体系性(低) 普遍性(低)

2.農業用微生物資材と同程度の効果
データの観点:再現性(低) 客観性(低)

3.何を測定しているのかわからない
理論とデータの観点:妥当性(低) 予測性(低)

4.EM菌は神様か?
社会的観点:公共性(低) 歴史性(低) 応用性(低)

総評:疑似科学



理論の観点:

論理性(低)

  EM菌は理論的な支えを抗酸化力に頼っている面もあるが、たとえば「抗酸化波動」など、何を意味しているかわからない概念もみられ、理論全般に疑問がある。また、自然界の方向性を決定する要因として「蘇生と崩壊」を挙げ、これらは生物体や反応場において生じる抗酸化力の水準によって決定されるとしているが、「崩壊」や「蘇生」が具体的にどういうものなのか、そもそも「自然界の方向性」とは何であるのかという合理的な説明はない。
  EMの作用機序に関しては中心的な研究者である比嘉氏自身も、「組み合わせの妙」と語っており[3] 、理論的な根拠に乏しい主張であることがうかがえる。

体系性(低)

  EM菌の効果主張の範囲は多領域に及んでいる。ここでは、EM菌の「農業」「環境」「医療」「微生物利用」という4観点から評価する。

農業……
  EM菌が農業において特にどのような効果があるのか、その実態は今一つはっきりしない。よく見受けられるのは「害虫に強い食物が育成される」「栄養が豊富になり収穫量が増える」といった主張である注1) 。EM菌の説明によると、それらはEMの抗酸化力による作用であるとしているが、EMに本当に抗酸化力があるのか、そしてそれがどのように作用して農業効果が得られているのかについての合理的な説明はない。
  また、微生物の農業利用については古くからおこなわれており、たとえばBT剤(バシラス・チューリンゲンシス)といった蝶、蛾、コガネムシ、蚊などに対して「のみ」毒性をもつ微生物農薬 が広く用いられている注2)。
  「従来の微生物関連資材の常識をはるかに超えたものである」という主張に裏付けの取れないEM菌は、対抗理論として魅力的ではないといえる。

環境……
  EM菌の利用によって生ゴミのニオイを消したり、汚れをおとしやすくしたりする効果はあると思われる。微生物資材として微生物による有機物の分解や、酸性液による汚れの分解といった効果が期待できるためである。
  また、水の浄化や土壌汚染の回復などの効果も謳われているが、それらについては、バイオコンバージョン(生ごみの肥料化)やバイオレメディエーション(土壌汚染の修復)注3) 、バクテリアリーチング(有害金属を無害化)などが既に提案されており、研究も盛んに行われている[4] 。さらに、ダイオキシンの除去効果も主張されているが、キノコの一種である白色腐朽菌にダイオキシンを分解する作用があることは微生物学分野で既によく知られているため、(整合的ではあるものの)EM菌を採用する積極的な理由とはならない。
  既に蓄積されている微生物学的知見の方がEM菌による主張よりも整合性が高く、あえてEM菌に頼るほどの魅力はないといえる。また、コンクリートの強化や放射性物質の除去に効果的であるとの主張は科学的知見と全く整合的ではない。

医療……
  EM菌では癌への治療効果、パーキンソン病やアトピー疾患に対する治療効果が主張されている。ここではパーキンソン病を例に挙げて評価を行う。
  パーキンソン病とは、脳内のドーパミン不足により「四肢の痙攣」「体に力がはいらない」「意志とは関係なく体が震える」などの症状がでる疾患である。これまでに多くの研究が行われているものの、発症原因についてまだ統一した見解には至っていない。
  EM菌の主張によると、EMのもつ抗酸化力がヒト体内の免疫力を高め、それによってパーキンソン病に対する治療効果、予防効果があるとしている。たとえば、EM‐XなどのEM関連製品を飲むと身体の抗酸化機能が強化され、その結果病気が治るといった具合である。しかし、少なくともパーキンソン病に関しては、これだけでは治療効果の説明にならない。
  パーキンソン病の基本病態は中脳の黒質でつくられるドーパミン不足であり、医学的には神経内科に分類される疾患 である注4)。神経伝達物質に関与する疾患であり、病態として「身体の酸化」は直接的には関与しない。少なくとも治療に関して、パーキンソン病とEMで謳われている「抗酸化作用」はほとんど関係がないと考えるのが自然であり、仮に身体の抗酸化力が高まったとしても、パーキンソン病が完治する(治療効果がある)とは考えにくい。
  パーキンソンの発病に関してのみいえば「ミトコンドリア障害」という説が有力視されてはいる[5] 。これは、活性酸素の過剰発生が発病原因となるのではないかという説であり、そういう意味では抗酸化作用による健康効果もいくらか期待できるかもしれない。しかし、その場合でもやはり治療に直接的に作用するとは考えにくい。
  EMの医療効果については治療・予防を抗酸化作用に依存しているが、それだけでは説明しにくい各病態に関する詳細な理論がないのが実態である。

微生物利用……
  「好気性微生物」と「嫌気性微生物」は全く性質の異なるものであり、これらが共存できるとするEM菌の主張はこれまでの微生物学の知見と接続性が悪いという指摘がすでにある。  

  EM菌の主張は総じて整合性が高くなく、また、あえてEM菌を採用する理由もないと評価する。


注1)たとえば、比嘉照夫『EM産業革命~農業が活きる・工業が変わる・環境が蘇る』綜合ユニコム1995など
注2)微生物農薬の中で最も利用されているのは1901年に石渡繁胤によって発見されたカイコ卒倒病原菌(Bacillus thuringiensis)であり、これを用いたものをBT剤という。また、他の微生物農薬として、カの幼虫などに有効なもの(Bacillus sphaericus)やコガネムシなどに有効なもの(Bacillus papillae)、マツクロホシバチやコナガ、タイワンカブトムシに有効なもの(Baculovirus)がある。
注3)1950年代から研究開発されているが、日本ではまだ実験段階にある。
注4)治療方法は様々であるが薬物治療では主にL‐ドパ(エルドパ)などの、簡単に言うとドーパミン補充の薬を長期間服用することが一般的であり、現在までのところ完全に根治する方法は見つかっていない。

普遍性(低)

  EM菌の主張によると、かなり広い普遍性があることになる。単なる農業利用にとどまらず、環境、工業、医療など幅広い分野に応用可能だとしており、現に応用されている。
  しかし、微生物の働きで説明のつかないものについては、EMの「波動」の効果やEMによる「結界(場)」の効果と説明しており、その場しのぎによるものであることが見受けられる。しかもここで言う「波動」とは、物理学用語で用いられる波動とは異なり、独自の機器(MRAクラシックやLFTなど)にて測定した「波動」である注5) 。
  こうした機器が実際何を測定しているかは(少なくとも物理学的には)不明であり、ゆえにEM菌が主張する普遍性の広さも疑問である。


注5)『水からの伝言』などでよく知られている株式会社I.H.M(http://hado.com/)によって販売されている機器である。



データの観点:

再現性(低)

  国内外において、EM菌による効果を検証する研究は行われており、効果は最大でも他の農業用微生物資材と同程度という結果となっている[6] 。EMの主張によく見られる多様な分野への効果(医療応用や放射線除去効果)については、信頼できる研究は皆無といってよい。

客観性(低)


  EM効果に関するデータは、開発および販売元が検証に関して消極的なことが原因で、客観的な研究体制が整っていない。また、効果を主張する際の根拠の多くは中心的研究者である比嘉氏の書籍などで描かれた記述を基にしており、厳密に管理されたデータとは言い難い。



理論とデータの観点:

妥当性(低)

  たとえばEMによる農業効果では、前述の波動測定装置(MRA=共鳴磁場分析器)といった正体不明のデータを担保にしており、妥当性を高く評価できない。医療効果については臨床事例の逸話が報告されているのみであり、そもそも医学的効果を検証するための手続きを踏襲していない注6) 。
  本当にEMによる効果なのかどうか、たとえば顕微鏡によって視覚的に確かめられているわけではなく、妥当なデータが収集されているとはいえない。


注6)この点について比嘉氏は、「EM‐X(EMによる医療効果が謳われている製品)そのものに薬理効果はない」と弁明している。

予測性(低)

  主張されているEMの効果は絶大であるため、主張が正しいのであれば容易に観測可能な結果が得られるはずである。しかし、EMの劇的効果がきちんと検証されているとは言い難く、EMの効果が本当だとした場合の予測は繰返し外れている。



社会的観点:

公共性(低)

  EM菌の提唱者であり主要な研究者でもある比嘉照夫氏は、EM菌の効果について外部での研究を認めないとする発言を行っている。EM菌における批判的研究を、比嘉氏自身のホームグラウンドでもある「EM研究機構」の同意なしに行うことは認めておらず、また、そもそもEM菌は批判的科学研究の対象ではない、という姿勢すら示している[7] 。
  肯定派のみの狭いコミュニティによって研究活動が推進されており、公共的であるとはいえない。

歴史性(低)

  EM菌の主張は、肯定派による閉鎖的なコミュニティ内でのみ活発な議論がなされているようである。たとえば、「日本土壌肥料学会」はEM菌に対して否定的な立場をとっており、EM菌の効果に対して批判を投げかけている注7) 。一方、EM側の反論ではEM菌の有効性に関する議論よりも、学会などの体制批判が主旨となっている[8] 。EMの主張は、「日本土壌肥料学会などのあり方に関する議論」ではあっても、「EM菌の効果に関する議論」ではなく、科学的な議論がされているとはいえないと評価する。


注7)1996年の公開シンポジウムにて

応用性(低)

  たとえばEM菌による効果を狭義の範囲(生ごみの臭い消しなど)にのみ主張するのであれば、単なる“ブランド名”や“商標”といった枠組みに収まる可能性もある。
  しかしEMの積極的な推進派には、この世界の問題すべてをEM菌によって解決できるとするかのような主張がみられ、社会的な試みとして「危うい」といえる。「EM菌は神様」「善悪はEM菌によって説明できる」といった“信仰”と表現しうる主張が随所に見られ、個人の道徳性に訴えかけた形のコミュニティ拡大がみられる。
  EM主張には単なる営利的な目的ではなく倫理や道徳性を強調している面があり、しかも「科学・技術の知見」を装って応用されているため、根が深い問題であると思われる。



総評:

疑似科学

界の全ての問題がEM菌によって解決されるとは考え難く、効果としては身近にある極めて狭義の範囲がせいぜいだろう。また、数少ない効果は特にEM菌に限った作用ではなく、しかも他の突拍子もない効果を肯定するわけではないことにも注意が必要である。

  EM主張において最も危惧すべき点は、多くのEM肯定者が道徳的に“善”であるという信念に基づいて行動していることにある。随所に見られる「共存共栄」というキャッチコピーが人々の道徳心に働きかけ、それが支持基盤を築くに至った要因であると考察できる。

  疑似科学であると評するが、本項における「疑似科学」はたとえばサプリメントにおける疑似科学性とは少し性質や意味の違う「宗教的なもの」であることを強調したい。



参考文献

  • [1]比嘉照夫『微生物の農業利用と環境保全~発酵合成型の土と作物生産』農山漁村文化協会1991;サンマーク出版編集部『比嘉照夫のすべて』サンマーク出版1998
  • [2]比嘉照夫/総監修『人・くらし・生命が変わるEM環境革命~EM情報大百科』綜合ユニコム1994
  • [3]比嘉照夫『地球を救う大変革~食糧・環境・医療の問題がこれで解決する』サンマーク出版1993
  • [4]浜本哲郎、浜本牧子『Q&Aで学ぶやさしい微生物学』講談社2007
  • [5]村田美穂/監修『スーパー図解パーキンソン病』法研2014
  • [6]後藤逸男「微生物資材の土壌肥料学的評価」『土と微生物(53)』1999
  • [7]EM環境マガジン「朝日新聞の見当違いのEM報道」(http://www.ecopure.info/rensai/teruohiga/yumeniikiru62.html)
  • [8]サンマーク出版編集部『比嘉照夫のすべて』サンマーク出版1998
  • 情報提供、コメント、質問を歓迎します。

    (最終更新日時2018年10月5日)

投稿

投稿&回答

EM1と言う商品は、砂糖の製造過程で生じる廃糖蜜を希釈して自然放置し条件が整えば自然発酵し乳酸発酵などをする。そして発酵の進行に伴ってPHが低くなり糖分がある程度減少すると発酵は沈静化する。その現象を利用して製造したもので、発酵を促す為に加温したり種菌などを加えたりしたものです。だからEM1と言う商品自体は疑似科学でもニセ科学でもない極ありふれた発酵製品です。ただその様にして出来た物に万能な能力があるように吹聴するにはそれなりの根拠を示す必要があります。その根拠の示し方に異議があり疑似科学とかニセ科学と言われる所以であると思います。このEMに似たようなものでえひめA1などの商品がありますが宣伝内容には大きな差があるように思います。 (投稿者:たもん,投稿日時:2017/03/06 10:22:26)

ご投稿ありがとうございます。
>ただその様にして出来た物に万能な能力があるように吹聴するにはそれなりの根拠を示す必要があります
――おっしゃる通りと思います。 (回答日時:2017/03/11 09:00:12)

EM菌批判という際に、いわゆる微生物製剤を指すのか、EMブランドのことを指すのかはっきりさせて欲しいです。
EMというのは沢山ある微生物製剤の一ブランドにすぎず、実際には非常に多くの農家や業者が微生物製剤を有効に使用しています。
それらの微生物製剤も厳密にいえば科学論文になっているわけではないですが、古今の農法というのはほとんどそういったものです。
それを踏まえずに微生物製剤一般を指すような形でEM批判をしても、実際の使用者にはまったく響きません。
農家は論文は出しませんが、みずからの経験と作物の成果としての数字で効果を判定しており、それが問題だというならあらゆる農法が禁止されることになるでしょう。
確かにEMブランドの広報にはおかしなことが多いですが、それでも効果が出れば農家は使用しますし、ピントのズレた批判には耳を貸さなくなるだけです。
その点重々ご注意ください。 (投稿者:JAMES,投稿日時:2017/01/16 18:37:54)

ご投稿ありがとうございます。
>それを踏まえずに微生物製剤一般を指すような形でEM批判をしても、実際の使用者にはまったく響きません。
なるほど。確かに本項は農業関係者(従事者)を意識した記述とはなっていませんね。どちらかというと、EMの二次的な使用(医療、啓発分野など)が焦点となっており、「ピントのズレた批判」も頷けます。
こうした問題はこの分野(科学コミュニケーション、科学教育)全般にいえるのでしょうが、「誰を対象とするのか」については繰り返し検討していく課題と思います。
ご指摘感謝いたします。 (回答日時:2017/01/21 10:19:52)

比嘉照夫氏は,絶えず共存共栄を唱え、EM普及は既存権益との闘いだと書いている。それであるならば、EM-X GOLDも万寿のしずくとも共存共栄できるはずだ。彼自身が既存権益を守ろうとしている立場になろうとしていると感じる。EMの効果に対しては私は評価するし、最良のEM効果を引き出すための比嘉照夫氏の応用技術の追及、また自然のメカニズムと有用微生物群の関連を探究する本当の意味での科学者、研究者としての彼の努力に対しては尊敬する。ただ、彼自身が知らず知らずのうちに、独裁者になろうとしているのではないか。彼自身が書いている、化学薬品物質のようにヴィ-ルス、害虫を殺すという方法は、耐性菌を生み出し、悪循環となる、EMによりその調和を図り、善循環に導く。そうであるならば、万寿のしずく、あるいはそのほかの商品と共存共栄を図るという政策を EM研究機構も推進するべきなのでは。彼も書いているように微生物の種類,数は天文学的数字、彼はその中から有用微生物群たちを選び出したのなら、消費者たちにも選ぶという権利を与えるべきだし、また両方を飲用するという人たちがいても良い というのが私の意見です。この普及政策の誤りにより、比嘉氏の科学者、応用技術の研究者という功績までをも否定される という矛盾状態に招いていると感じる。 (投稿者:言と行動の矛盾,投稿日時:2016/10/29 15:39:27)

(回答日時:2016/11/01 14:02:23)

出版物、Internet上には
EM誕生に関して、1982年に比嘉輝夫教授が農業分野での土壌改良剤として開発したと書かれているが、
サンコウ産業のSito web上 
http://www.saion-em.co.jp/file_6/file_6-7.pdf
http://www.saion-em.co.jp/file_5/file_5.html
のEM誕生の歴史の説明と大きな差がある。

これを明確にすることも一般消費者にとっては大切なことではないかと考えます。

比嘉輝夫のすべてという著書にも、EMとという名称になる前にサイオンという名前だったと書かれ、また商品写真上では、EM-1,2,3 と一緒にサイオンEM-1,2,3の写真も掲載されている。

ということは比嘉EMだけではなく、サイオンEMも存在しているということになる。サンコウ産業の説明からすると、開発者はサンコウ産業であり、比嘉輝夫博士は改良普及者?。
(投稿者:EM誕生の歴史の真実,投稿日時:2016/10/22 16:15:17)

(回答日時:2016/10/27 13:52:08)

EM菌についての科学的見地からの論評は妥当なものだと考えます。参考情報として以下のものも加えてはいかがでしょうか。

比嘉照夫の緊急提言 甦れ!食と健康と地球環境
http://dndi.jp/19-higa/higa_Top.php

Web Ecopure 新・夢に生きる
http://www.ecopure.info/rensai/teruohiga/yumeniikiru109.html
(本日現在、1回~109回までの連載記事有り)

これらの記事を拝見すれば、EM言説の科学的基盤が脆弱であることがよく分かります。EM言説提唱者の科学的素養にも疑問符が付きます。それでも科学をよくご存じない方ならば、用いられている科学用語によってこれらの記事を科学っぽく思ってしまうでしょう。しかしながら、科学の専門家から批判を受けてしまうのは、比嘉氏執筆の記事を読む限り当然だと考えます。このような批判は健全な科学的営みであり、EMバッシングと呼ぶべきものではないと考えます。 (投稿者:疑似科学の蔓延に心を痛めています,投稿日時:2016/09/07 01:37:18)

ご投稿ありがとうございます。
追って参考資料等に追記させていただきます。 (回答日時:2016/09/12 08:15:24)

2005年アメリカで2名の微生物学者と1名の生物学者の共著により、出版されたMicrobeという本を参照されたらどうですか?.
例えば、Deinococcus Radiodurans菌は、5millionsというgamma radiation (人間を殺すのは500-1000 rad) 照射に耐えられ、6000 rad/hour 均等照射の中で増殖できる。染色体を常にリセットできるというDNAの修復機能を持つ。抗酸化物質であるカロテノイドを生産する能力も有する。
この菌以外以外に想像を絶するような極限状態の中でも耐えられる微生物たちを紹介している。微生物たちの進化、微生物たちの共生による力等等も学術的に説明している。
2006年にドイツ語に翻訳出版、2007年にイタリア語翻訳、大学書物出版社として知られているZanichelli社より"MICROBIOLOGIA という名前で出版されている。
執筆社名はMOSELOSCHAECTER.JOHN L.INGRAHAM FREDERICKC. NEIDHARDT. 彼らの履歴より3人ともユダヤ系だと推察できる。
この本の内容からすると,EM菌が放射能までをも処理できるというのは ほら吹きと切って捨てることはできないと感じさせる。
この分野の研究者であるならば、まずこの本を読まれてから,EM菌の効果に対する感想を改めて述べられたらいかがですか? (投稿者:私たちの大祖先は微生物たち,投稿日時:2016/08/16 03:54:16)

(回答日時:2016/08/19 11:44:34)

最近EMバッシングがひどいのでいろいろなサイトを検索していたところこのサイトに当たりました。バッシングを目的とするのがほとんどの中、貴サイトは中立的立場で公平な視点から発言されておられるとお見受けし初めて投稿させていただきます。
私は理系大学を卒業後、食品会社に就職、研究・企画関係の仕事に携わり、20年前に定年退職、その後いくつかの企業の技術顧問として現在も現役で活動しています。そして25年前からEMを使って生ゴミ処理し、家庭菜園で肥料として使い、以来生ゴミを外部にだすこと無く自宅の庭で無化学肥料・無農薬の野菜作りを楽しんでおります。

さてEMバッシングですが、その内容は多岐にわたっておりますが、EMの効果に関する疑問・批判も多く見受けられます。私もEM言説のすべてについて理解・納得している訳ではなく、特に放射能削減効果等には大きな疑問をもっております。しかしながら農業利用については1996年の日本土壌肥料学会公開シンポジウムおよびその後のEMの有効性を否定する研究結果には当時から大きな疑問をもっておりました。
このEMの農業分野での否定的見解がその後のEMバッシングにつながったことを考えると改めて原点に立ち戻って再評価すべきではないかと考えます。EMを利用している関係から化学肥料も農薬も使用せずEMのみで農業生産している方々と親しく接触し、現場をみせてもらっています。そこでは高品質な野菜や米を多収し、経営的にも慣行農家をしのぐ好採算性を維持している実態が現実にあるのです。

このことからEMに否定的な研究結果のみが目立つ大学や公的研究機関の研究方法に問題があるのではないかと考えます。当時は化学肥料、農薬を多用する慣行農業が定着してはいましたが、化学肥料多用による地力低下、農薬被害等が問題になっていたものの研究手法には相変わらず効率化・即効性が求められていました。EM農業においては、他の有機農業と同様、土壌を安定化させる土作りに時間を要すると言われおり、特有のノウハウが必要です。効率化・即効性を求める研究方法とは異質の手法が必要となります。
研究者の方々がEMの特長を正確に把握・熟知された上で栽培研究に取り組んでおられれば異なった結果が得られたのではと悔やまれます。
現役のころ農業関係の事業にも携わったことがありいくつかの大学・公的研究機関と共同研究や研究委託をした経験がありますが、その研究手法は慣行農業で確立されたもので、研究者方がその研究手法に頑なに変えようとしなかったことに驚かされたことを思い出します。
もしもこれらの研究がこのような従来法に基づく結果であるとすればEM否定の結論にならざるを得ないのは当然と思われます。関係した研究者たちがEMの評価研究に先立ちEM研究者や生産者に接触したという資料は見当たらないことおよび一方的発表であったことはそのことを物語っていると考えます。

そこで提案ですが、中立的立場の貴サイトに本格的EM使用農家を実際に見聞していただき「いかなる理由からこのような差異が生じているのか」を第3者的立場から客観的に評価していただきたいと思いますがいかがでしょうか。

幸い近々EMネット神奈川主催の優良EM農家見学会がありますので参加されることを切に希望します。詳細は主催者「EMネット神奈川」にアクセスお願いします。
勿論のことながら批判的立場の方々も是非ご参加いただき、EM農業の実態を見聞していただければ幸いです。








(投稿者:EMネット神奈川 蜷川貞好,投稿日時:2016/07/12 13:43:18)

お返事遅れました。
たいへん有り難いお申し出なのですが、現在のところこちらのほうに、現地に出向いて実際に測定するという体制が整っておりません。
ですので、申し訳ありませんが、お誘い辞退させていただきます。 (回答日時:)

こんにちは。初めての投稿です。
興味深く読みました。
精密で正しい論と受け止めました。
私は分析や計量、公害防止に携わっております。
EMについては、微生物の作用によるものだから、環境に負荷をかけないことから、一時期EM固形石鹸を使用していました。
①このような私の行動と動機をどのように受け止めますか?

②また、こちらのサイトは「疑似科学というものがあるから、ちきんと見極めましょう」という動機ですよね?
EM自体を否定するものではありませんよね?

2点、質問させて頂きます。

(投稿者:keiryoshi,投稿日時:2016/05/25 13:42:33)

ご投稿ありがとうございます。
➀について、個人的なことですのであまり言及できないのですが、動機は人それぞれなのでご自身で選択されたことなら問題ないのではないでしょうか。
②は、はい、その通りです。 (回答日時:2016/05/27 12:21:59)

疑似科学、ニセ科学が氾濫している現代にあって、この様なサイトを運営されていることに、敬意を表します。また、科研費でこの様な活動をされていることに、科研費の使い方にこんな分野があったか、と感心します。できれば、微生物学、生化学、分子生物学、物理学、化学等、多分野の専門家の方がこのサイトの運営に参加されれば、もっと的確な判定ができるのではないかと思います。そしてこのサイトの総評の判定の表記「疑似科学」はズバリ「ニセ科学」と書かれても良いのではないかと思います。

・EMは「Effective Microorganism(有用微生物群)」と書かれているとおり、非常に多くの種に属する微生物の混合系です。混合系のまま、微生物の構成を変えずに、何年も継代していくことは現代でも非常に難しく、ほぼ不可能です。現代では次世代シークエンサーの登場により、複雑な混合系の微生物群の構成が解析できるようになっています。比嘉教授が確立されたEM(試料があれば)と現代のEMの構成を調べて見られてはどうでしょう。

・細かい修正です。
「ph3.5以下でも生存する力がある。」phは正しい表記はpHです。
・「BT剤(バシラス・チューリンゲンシス)といった蝶や蛾に対して「のみ」毒性をもつ」
 BT剤についてはコガネムシ(1)、蚊(2)等にも殺虫活性があるものが実用化されています。
(1)J. Appl. Bacteriol. 76, 307-13(1994).
(2)Mosquito News. 37, 355-358 (1977).
(投稿者:キュウリ,投稿日時:2016/05/19 16:24:15)

ご投稿ありがとうございます。
励みになるコメント、ありがたく思います。
ご指摘いただいた箇所については、確認ののち、訂正いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。 (回答日時:2016/05/20 11:25:44)

重箱の隅を突っついているような押し問答を感じる。このEM菌に対する批判のエネルギーをなぜ化学品、薬品等に対する批判に向けないのか。英国における産業革命以来、化学品、薬品はすでに複合汚染、副作用で世界中の土壌、水、空気という3重大要素を後戻りできないような状態まで持ってきてしまったという結果、事実は否定できないものである。あまりにも巨大産業だから誰も批判しようとしないのか? 厚生省をはじめとして、農水省、環境省等までこの化学薬品の世界企業に買われてしまっている。台所で使用する洗剤、また農薬が飲用すると時には死に至ることも、また農薬使用に当たってはマスクをして、直接皮膚に触れた場合にはすぐに洗い流すようにとか、その他深く考えていくと、人間の体に汚染を蓄積し、健康を害し、その蓄積を精子と卵子が結びつくときに次の代の子供に遺産として渡していく。また汚染を蓄積して病んだ人間は死後も土壌、水、空気の汚染源となる。科学者と言われている人が、自然現象のメカニズムをどれだけ解明ができているというのか? もしできているのなら、どうして複合汚染、副作用を蓄積していく化学品、薬品等を開発し、消費させてきたのか、またどうして生産、使用を許可し続けるのか? 自然のメカニズムの100%の解明なんて人間社会が終了するまで(してほしくない)到底できるものではない。もちろん科学者たちはそれが仕事だから、またそれで報酬を受けているのだから(大半は私たち国民の税金から)、本当の意味で地球社会を脅かさない技術を開発することを期待したい。 (投稿者:第三者の目,投稿日時:2016/05/16 03:24:17)

(回答日時:2016/05/24 14:18:08)

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「EM論文のまとめ」
「togetter」 KokyuHatuden(@breathingpower)さんのまとめ
EM研究機構
Web Ecopure EM環境マガジン