ホーム » 生活環境改善 » マイナスイオン

マイナスイオン

言説の一般的概念や通念の説明

語句説明

イナスイオンは「大気中に浮遊する微粒子における、マイナスの電気を帯びた大気イオン」のことをいう[1]。俗に、ヒトに対して「リフレッシュ効果や癒し効果がある」「健康効果がある」などといわれ、本項ではこうした効果について評定する。なお、「マイナスイオン」という表記は厳密な意味での学術用語ではなくいわゆる造語にあたる[2]。   

  マイナスイオンの効果については、抗酸化作用を標ぼうしているものから、神経系への作用(副交感神経を活性化する)、免疫機構への働き、血液の浄化作用、有害な電磁波を防ぐ、あるいは植物の生長促進といったものまでさまざまな主張が林立している状態である[3]。その中で本項目では、次の2件に記載された研究を背景に評定を行う。

1)Perez et al., Air ions and mood outcomes: a review and meta-analysis, BMC Psychiatry 13(29), 2013.
2)Alexander et al., Air ions and respiratory function outcomes: a comprehensive review, Journal of Negative Results in BioMedicine 12(14), 2013.

  これらは、1)マイナスイオンによる「精神・心理的効果」について、2)マイナスイオンによる呼吸機能を中心とした「身体的効果」についてのメタ分析研究(システマティクレビュー)である。1)は1957年から2012年まで合計33のヒトを対象とした研究を、2)は1933年から1993年までの合計23のヒトを対象とした研究を系統的に分析している。なお、メタ分析/システマティックレビューとは、研究対象についてこれまで行われてきたすべての研究を包括的に調査・分析するものである。そのため、マイナスイオンによる効果を推し量る場合、これら2件の研究を中心に据えれば、少なくとも2013年時点までのデータは総ざらいしていることになる。

  あらかじめ結論のみ簡潔に説明すると、研究1)ではマイナスイオンを浴びた場合の効果として、季節性気分障害患者[4]に対する抑うつ作用は認められたが、(健康なヒトを含んだ他の対象への)不安(anxiety)、気分(mood)、リラクゼーション(relaxation)や睡眠(sleep)、個人的な快適さ(personal comfort)などの効果に関しては首尾一貫したデータが得られておらず、効果を認めるのに十分な根拠はないとしている。また、研究2)では、マイナスイオンによる身体的な効果(たとえば代謝機能、痛みの緩和、喘息症状など)はないと結論付けている。なお、本評定の対象は発生器などを用いて「マイナスイオンを浴びた状態による効果」であって、マイナスイオンブレスレットやマイナスイオン水などの、そもそもイオンの発生がほとんど期待できないものは対象外である。


[1]Alexander et al., Air ions and respiratory function outcomes: a comprehensive review, Journal of Negative Results in BioMedicine, 12-14, 2013.;Perez et al., Air ions and mood outcomes: a review and meta-analysis, BMC Psychiatry, 13-29, 2013.
[2]小波秀雄「マイナスイオンとはなにか?」『謎解き超科学』彩図社58-65,2013
[3]菅原明子『マイナスイオンの秘密』PHP研究所1998;堀口昇・山野井昇『マイナスイオンが医学を変える』健友館1995など
[4]季節性気分障害とは、季節の移り変わりによって「うつ症状」がみられる気分障害である。「冬季うつ病」「季節性情動障害」などともいう。具体的な症状には、倦怠感や気力の低下、過食、仮眠がある。冬に発症する場合、春ごろになると回復する、といったサイクルを繰り返す。治療方法として光療法(照射療法)や日光浴、抗うつ薬などが有効とされる。

目次:

1.文明批判や自然信仰が背景
理論の観点:論理性(低) 体系性(低) 普遍性(低)

2.裏付けがあるのはごく限定的な効果
データの観点:再現性(低)~(中) 客観性(低)~(中)

3.統制しきれない要因が問題
理論とデータの観点:妥当性(低) 予測性(低)

4.一過性のブームとして需要があった
社会的観点:公共性(低)~(中) 歴史性(低) 応用性(低)~(中)

総評:疑似科学



理論の観点:

論理性(低)

  マイナスイオンによる健康効果として主張されるものを大まかにまとめると、心身のリラックス作用、疲労回復、ストレス解消、自然治癒力の向上、アトピー性皮膚炎の症状改善、睡眠効果、ぜんそくの治癒、眼精疲労の改善、免疫力向上などとなる[5]。非常に多岐に渡る効果が謳われているが、どのようにしてマイナスイオンが効くのか、といった作用機序は明確でない。「マイナスイオンは健康によい」というイメージに合わせた形で理論が形成されているが、「プラスとマイナスのイオンバランス」[6]などの検証されていない独自の概念によって正当化されている面があり、論理性は低い。

  また、マイナスイオン概念について、多くの文献では「大気中にあるマイナスの電気を帯びた大気イオン」と定めているが、中には「電子(e-)」それ自体と定義しているものもあり[7]、一致した見解に至っていない。さらに、マイナスイオンの健康効果に紐づけてプラスイオン=悪というイメージが付与されることがしばしばあるが、その背景として自動車の排気ガス、ごみ焼却時のダイオキシン、工場から排出される煤煙などの、原理の異なる問題が一緒くたにされたまま前提化されており、合理的な説明とはいえない。


[5]菅原明子『快適!マイナスイオン生活のすすめ~この驚異の力が自然治癒力を高める』PHP研究所2001;菅原明子/監修『マイナスイオンが効く!!~抗酸化力でからだにサビをつくらせない』新星出版社2002;山野井昇『マイナスイオンできれいになる!健康・美容・ダイエット・癒し~科学的にも実証された体に優しいイオンの働き』現代書林2002
[6]菅原明子『マイナスイオンの秘密』PHP研究所1998
[7]八藤眞『マイナスイオン健康法~これがホント、あれはウソ』メタモル出版2002

体系性(低)

  山中や滝の付近では「精神的にリラックスする(人もいる)」ことの原因を大気中の負の荷電粒子に求めていると推定できる。地面がマイナスに帯電しているという事実から、大気中に浮遊物が多い環境に負の荷電粒子が多いのは納得できる。しかし、それなら滝の近くだけでなく、負の荷電粒子が多い砂埃が舞う砂漠も「リラックスできて健康によい」と理論化できてしまう[8]。

  個人的な趣向の問題なので、仮に砂塵の舞う砂漠でリラックスする人がいたとしても何ら不思議はない。しかし、そうした条件の考察よりも、現代の文明社会における問題を強調する、いわゆる「自然信仰」がマイナスイオン効果の主張の背景では多々見受けられる。いくつかの文献ではたとえば、「遺伝子組換え作物の開発」や「農薬の散布」を環境に対する汚染の問題とみなしているが[9]、これは一面的な見方に過ぎない。先のような条件を細かく吟味しているとはいえず、体系的な説明に欠けていると言わざるを得ない。


[8]長島雅裕「マイナスイオンと健康」長崎大学学術研究成果リポジトリ(https://core.ac.uk/download/pdf/58752126.pdf)
[9]菅原明子『マイナスイオンの秘密』PHP研究所1998;堀口昇・山野井昇『マイナスイオンが医学を変える』健友館1995;八藤眞『マイナスイオン健康法~これがホント、あれはウソ』メタモル出版2002

普遍性(低)

  主張されているマイナスイオンの効果をみると万人に広く与えられる普遍性の高い理論のようにみえる。しかし実際、データによる裏付けを得ているのは精神疾患患者に対する抑うつ作用というかなり限定的な効果のみである。前提化されている理論に対するデータ的な支えが乏しいと判断でき、普遍性を装っていると評価する。



データの観点:

再現性(低)~(中)

  マイナスイオンの健康効果に関する二つの研究((Perez et al., 2013)および(Alexander et al., 2013))を基にしながら再現性を評定する。語句説明にて記載している通り、これらはデータとして信頼性が高いとされるシステマティックレビュー/メタ分析研究であり、それぞれ複数のRCT研究(ランダム化比較対照試験)を統一的に分析している。なお(Perez et al,2013)では、「不安(anxiety)」「気分(mood)」「リラクゼーション(relaxation)」「睡眠(sleep)」「個人的な快適さ(personal comfort)」「抑うつ効果」といった精神・心理面での効果を分析している。一方(Alexander et al., 2013)では、マイナスイオンによる「代謝機能(脈拍、血圧、体温など)」「呼吸機能」「(主観的な)症状緩和」などといった身体的な側面について分析している。

  ここでは、これらの研究で分析対象となった研究の概要を提示しながら、マイナスイオンの効果を「精神・心理的効果」と「身体的効果」に分けて検討していく。まず、(Perez et al., 2013)に基づいて「精神・心理的効果」から考える。下の表1は(Perez et al., 2013)において分析対象となった研究の概要をまとめたものである。

[表1](Perez et al., 2013)における分析対象

著者・文献情報 研究手法(盲検の有無) 被験者 主な測定項目
(Silverman and Kornblueh, 1957) クロスオーバー試験(不明)[10] 12名 脳波や睡眠
(MuGurk, 1959) クロスオーバー試験(単盲検) 10名 自己申告による快適
(Yaglou, 1961) クロスオーバー試験(単盲検) 31名 快適さや睡眠
(Assael et al., 1974) クロスオーバー試験(二重盲検) 20名 負イオンによる脳波
(Albrechtsen et al., 1978) クロスオーバー試験(単盲検) 18名 幸福感や精神的状態
(Charry and Hawkinshire, 1981) クロスオーバー試験(単盲検) 85名 気分
(Hawkins, 1981) クロスオーバー試験(二重盲検) 106名 主観的快適や幸福感
(Tom et al., 1981) RCT(二重盲検) 56名 気分
(Buckalew and Rizzuto, 1982) RCT(二重盲検) 24名 精神的状態や気分
(Dantzler et al., 1983) クロスオーバー試験(二重盲検) 9名 気分変更
(Baron et al., 1985) クロスオーバー試験(単盲検) 71名 気分
(Deleanu and Stamatiu, 1985) 不明(不明) 112名 精神病症状
(Gianinni et al., 1986) クロスオーバー試験(二重盲検) 14名 不安や興奮や懐疑
(Gianinni et al., 1987) クロスオーバー試験(二重盲検) 12名 不安や興奮
(Finnegan et al., 1987) クロスオーバー試験(単盲検) 26名 個人的快適さ評定
(Hedge and Collis, 1987) クロスオーバー試験(二重盲検) 28名 気分
(Lips et al., 1987) クロスオーバー試験(二重盲検) 18名 幸福感や快適さ
(Misiaszek et al., 1987) 不明(なし) 8名 躁状態や睡眠
(Reilly and Stevenson, 1993) クロスオーバー試験(単盲検) 8名 不安
(Terman and Terman, 1995) RCT(二重盲検) 25名 季節性気分障害症状
(Watanabe et al., 1997) クロスオーバー試験(単盲検) 13名 気分や楽しさ
(Terman et al., 1998) クロスオーバー試験(二重盲検) 124名 睡眠やうつ症状
(Nakane et al., 2002) クロスオーバー試験(不明) 12名 不安
(Iwama et al., 2004) RCT(二重盲検) 95名 緊張
(Goel et al., 2005) RCT(二重盲検) 32名 睡眠やうつ症状
(Goel and Etwaroo, 2006) RCT(単盲検) 118名 うつ症状や気分
(Terman and Terman, 2006) RCT(二重盲検) 99名 睡眠やうつ症状
(Gianinni et al., 2007) クロスオーバー試験(二重盲検) 24名 躁症状
(Malcolm et al., 2009) RCT(単盲検) 30名 ポジティブ感情記憶
(Flory et al., 2010) RCT(単盲検) 73名 季節性気分障害症状
(Malik et al., 2010) クロスオーバー試験(単盲検) 20名 精神的ストレス
(Dauphinais et al., 2012) RCT(二重盲検) 44名 季節性気分障害症状
(Harmer et al., 2012) RCT(二重盲検) 42名 感情

  表1について補足すると、対象とされた被験者にはいわゆる精神病患者(季節性気分障害、躁病、双極性障害)や健康なヒト、学生などがあり、年齢層もそれに応じて見積もられている。また、放射されるマイナスイオンの濃度や被験者がそれを浴びる時間は研究ごとに異なっている(条件が同じ研究もある(後述))。

  さて(Perez et al., 2013)では、季節性気分障害への効果のメタ分析を報告している。結果、SIGH-SAD、Hamilton subscale、Atypical subscaleの三つの評価尺度において、季節性気分障害患者に対するマイナスイオン照射による抑うつ効果が示されている[11]。条件が統制された研究におけるイオン濃度による効果の違いも分析されており、高濃度イオン(およそ10の6乗から10の7乗ions/cm3)の方が低濃度イオン(およそ10の3乗から10の4乗ions/cm3)よりも効果が高いとの結果が得られている。一方、照射時間による効果の違いはないとされている。

  評価尺度の意味について簡単に解説すると、たとえばSIGH-SADとは季節性気分障害に特徴的な症状である「気分の浮き沈み」「食欲の変化」「睡眠の変化」などを質問紙によって評定し、その得点から症状の度合いを推し量るものである。メタ分析の結果はつまり、マイナスイオンを浴びることによって、(浴びていない場合と比較して)その得点の平均値に差が出るということである。なお、この分析では「出版バイアス」なども考慮されており、データとしての信ぴょう性はかなり高いと考えてよい。

  ただし、この分析では電界、気流、湿度、温度などの環境因子による条件は統制されていない。「これらの要因の違いにより、空気イオンの空間分布や数が大きく変化することはよく知られている」とは文献内でも述べられており、統制しきれていない未知の要因による介入の可能性は否定しきれないともしている。たとえば、マイナスイオンを負の大気イオンとすると、その生成時の副産物による微細な匂いの影響の可能性が考えられる。また、同じように抑うつ作用を測定している研究でも、データの不均質(評価尺度の違いなど)によってメタ分析に含まれなかったものがあることも付記されている。

  (Perez et al., 2013)では他にも、特定の疾患を罹患した患者や健康なヒトを対象に「気分」「不安」「快適さ」などの精神・心理的効果について分析している。しかし、研究の質(実験条件、評価尺度の違いなど)の問題によってメタ分析は行えず、研究によって効果があったりなかったりと、首尾一貫したデータは得られていないとしている。たとえば、健康なヒトを対象とした「不安(anxiety)」に対する効果ひとつ取っても、「効果があった研究(Nakane et al., 2002)」と「効果がなかった研究(Reilly and Stevenson, 1993)」が混在している状態である[12]。

  続いて、(Alexander et al., 2013)に基づいて、マイナスイオンによる「身体的な効果」について検討する。下表2は、この研究で分析の対象となった文献情報をまとめたものである。

[表2](Alexander et al., 2013)における分析対象

著者・文献情報 研究手法 被験者 主な測定項目
(Yaglou et al., 1933) 不明 60名 脈拍、血圧、代謝など
(Herrington, 1935) 単盲検 11名 基礎代謝、脈拍、呼吸数など
(Kornbleuh and Griffin, 1955) 不明 27名 花粉症、喘息、鼻炎、皮膚炎など
(Kornbleuh et al., 1958) 不明 123名 花粉症
(Winsor and Beckett 1958) 不明 77名 頭痛、鼻閉塞、めまいなど
(Zylberberg and Loveless 1960) 二重盲検 16名 咳、呼吸症状
(Yaglou, 1961) 単盲検 25名 心拍、血圧、代謝率など
(Lefcoe, 1963) 不明 24名 呼吸機能(FVC、FEVなど[13])
(Blumstein et al., 1964) 二重盲検 26名 呼吸機能(VC、MEFRなど)
(Motley and Yanda, 1966) 盲検なし 151名 呼吸機能(VC、FEVなど)
(Palti et al., 1966) 二重盲検 38名 呼吸数や気管支症状
(Jones et al., 1976) 単盲検 7名 呼吸機能(PEFR)
(Albrechtsen et al., 1978) 単盲検 18名 脈拍、呼吸数など
(Osterballe et al., 1979) 単盲検 15名 呼吸機能(FEV1)、呼吸の質など
(Ben-Dov et al., 1983) 二重盲検 20名 呼吸機能(FEV1)
(Dantzler et al., 1983) 二重盲検 9名 脈拍、呼吸機能(FEV1)など
(Nogrady and Furnass 1983) 二重盲検 20名 呼吸機能(PEFR)
(Wagner et al., 1983) 不明 12名 呼吸機能
(Kirkham et al., 1984) 二重盲検 24名 呼吸機能
(Lipin et al., 1984) 二重盲検 12名 呼吸機能(FEV1)、心拍など
(Finnegan et al., 1987) 単盲検 26名 身体症状
(Reilly and Stevenson, 1993) 単盲検 8名 心拍、直腸温など
(Warner et al., 1993) 二重盲検 20名 呼吸機能(PEFR)

  このメタ分析研究では、マイナスイオンによる身体的効果について「呼吸、喘息、肺癌、慢性閉塞性肺疾患、アレルギー、または鼻炎」を中心にデータベースで調査している。結果として、ヒトを対象とした実験的な研究において表2が該当したとされている。また、これらの研究は主に、(ⅰ)肺および呼吸機能測定、(ⅱ)代謝および他の生理学的機能測定、(ⅲ)主観的感覚および症状緩和、に分類できるという。実験結果はマイナスイオン効果におおむね否定的で、効果を担保するだけの十分な科学的根拠はないと考えてよい。

  (Alexander et al., 2013)における結論は、マイナスイオンに肺、呼吸、代謝などへの身体的効果はないということである。特に、呼吸機能の指標の一つであるピークフロー値(Peak Expiratory Flow Rate:PEFR)については、これまであやふやだった結果がメタ分析され、「見かけ上の効果(効果がない)」であったことが明らかになっている。なお、ピークフロー値とは「十分息を吸い込んだ状態で、極力息を早く出したときの息の速さ」を測定するもので、気管支喘息の管理などによく使用される指標である。
 以上の結果をまとめると次の①、②のようになる。

 ①:マイナスイオンによる「身体的効果」は期待できず、特に、喘息症状の改善といった呼吸器官への効果については実験的に否定的な結果となっている。また、「がんへの効果」「自然治癒力の向上」などの主張を支えるデータは示されていない。

 ②:マイナスイオンによる「精神・心理的効果」についてはほとんど期待できず、健康なヒトに「効果がある」とみなせるほどの根拠はない。ただし、季節性気分障害患者に対する抑うつ作用においてのみ、メタ分析の結果、(実験条件の統制の問題があるものの)限定的な効果が示されている。


[10]クロスオーバー試験とは、対象者をAとBの2群に分けて、A群を「治療群」、B群を「対照群」として比較する試験である。ここまではランダム化比較試験(RCT)と同様であるが、クロスオーバー試験ではここから、一定の休息期間をあけて治療群と対照群を入れ替える。つまり、B群を治療群、A群を対照群として再び試験を行い、それぞれの結果を集計して比較する。クロスオーバー試験では、全被験者が治療を受けられるというメリットがある一方、時間経過によって治癒するような疾患には適応しにくいといったデメリットもある。
[11]メタ分析の対象研究は、表1のうちの(Terman and Terman, 1995)、(Terman et al., 1998)、(Goel et al., 2005)、(Terman and Terman, 2006)、(Flory et al., 2010)の5本である。また、被験者は合計353名である。
[12]同様に、健康なヒトの気分状態について測定しても(Hedge and Collis, 1987)では肯定的な結果が、(Watanabe et al., 1997)では否定的な結果が出ている。
[13]呼吸機能を測定する指標はいくつかあり、たとえば「肺活量(VC)」では「空気をいっぱい吸入して、いっぱい吐いたときの量」を測定する。また、「1秒率(FEV1.0%)」では「肺活量を測定するときに、最初の1秒間に全体の何%を呼出するか」を測定する。こうした検査を通して、気管支喘息、肺気腫、肺炎などの疾患を特定していく。

客観性(低)~(中)

  本評定で記載しているメタ分析やその分析対象となっている個々の研究は医学的研究のプロトコルに基づいており客観性は高い。しかし、再現性で述べたように、主張されている効果のほとんどでは首尾一貫したデータが得られておらず、また、「がんへの予防効果」や「動物の寿命を延ばす効果」などの効果の主張[14]を担保するデータの客観性は著しく低い。さらに、質問紙調査によって評価が行われている場合、主観的な印象を問うため、生理的な測定と比較して「実験者の対応」といった環境因子による予期せぬ影響が出やすいという構造的な問題もある。季節性気分障害患者への質問紙調査において、こうした問題が指摘できる。


[14]イオントレーディング「マイナスイオンにはどんな効果があるのか?」(http://www.n-ion.com/what_ion_02.html)



理論とデータの観点:

妥当性(低)

  マイナスイオン研究における深刻な問題の一つに、「濃度」の問題がある。たとえば、1立方センチメートル(cm3)あたりに10の3乗から10の5乗個程度のマイナスイオンの濃度は、「琵琶湖に耳かき一杯分の塩を入れてかき回したときの濃度と比べてもはるかに薄い」との批判がある[15]。そのようなわずかな濃度に生理的な効果があると仮定するよりも、マイナスイオン研究で批判対象となる「統制しきれていない環境的要因(温度、湿度、気流、匂いなど)」による効果であると考えたほうがまだ合理的である。


[15]小波秀雄「マイナスイオンとはなにか?」『謎解き超科学』彩図社58-65,2013

予測性(低)

  マイナスイオンを大気イオンと考えると、マイナスイオンの発生部分についてだけは純粋に物理的な反応であるため、高い精度で管理が可能なはずである。一方で、謳われている効果については予測が困難である。たとえば、「抗酸化作用によって健康効果が得られる」と主張しても、マイナスイオンと抗酸化作用とをつなぐ理論がなく、データが予測できる段階にない。本来、「どのような人に対してどの程度効果があるか」を明確にしたうえで実験を行う必要があるが、そうした細かい条件設定はなされていないといえる。



社会的観点:

公共性(低)~(中)

  マイナスイオン発生器などの工業製品についてはJIS規格が規定されており[16]、測定法としての標準化が試みられているということで一定の評価はできる。一方、研究方面では「日本マイナスイオン応用学会」「日本機能性イオン協会」などの団体があるものの、十分に批判的に吟味されているとはいえない。またかつて、国民生活センターによってマイナスイオン効果に関連した相談[17]に対する実態調査が行われており、謳われている個々の効果の検証が十分でないことが批判されている[18]。全般的に公共的な取り組みとはいえない部分のほうが目立っており、高い評価は下せない。


[16]日本工業規格「空気中のイオン密度測定方法」(http://kikakurui.com/b9/B9929-2006-01.html)
[17]相談内容としては「マイナスイオン効果をうたった新製品のドライヤーを購入したが従来品と変らないし、効果が感じられないので返品したい」や「「発明特許マイナスイオン療法、肩こり、慢性便秘、不眠症、頭痛が治る」と記載されているが信用できるか」などの事例があった。
[18]国民生活センター「マイナスイオンを謳った商品の実態~消費者及び事業者へのアンケート、学識経験者の意見を踏まえて」(http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20030905_2.pdf)

歴史性(低)

  健康効果としての実験的な研究の中で古いものは1930年代まで遡り、以降、マイナスイオンは社会的流行と衰退を繰り返してきたようである。ただし、批判的な議論が活発に行われてきたとはいえず、日本における社会的な議論としては2000年ごろの、いわゆるマイナスイオンブームがひとつの契機とみられている[19]。また、このブームの立役者として山野井昇(元東京大学助手)、堀口昇(起業家)、菅原明子(菅原研究所所長)らが挙げられており[20]、マイナスイオン研究・啓発活動の中心的人物とみなされている。

  しかし、たとえば「日本マイナスイオン応用学会」の発足に関して先の山野井昇氏は「当学会は学術論争の場にはしない」などと述べており[21]、「マイナスイオンに効果がある」ことを暗黙の前提化したうえでのPR活動になってしまっている面もある。「単なるブームで終わらせない」という強い思いが活動動機であることなど、科学的な研究としてはやや近視眼的すぎるきらいがあるといえる。

  マイナスイオン効果に批判的な見解を寄せている安井至(東京大学名誉教授)は、マイナスイオン流行の背景として「市民社会と自然科学の乖離」や「市場原理主義によるメーカーの質の低下」などを挙げており、事業者側の倫理について批判している[22]。ブーム時を中心に、科学的な議論よりも販売戦略に力点が置かれてきたとみられ、批判的・建設的な議論という意味では疑問が残る。


[19]江川芳信『マイナスイオン完全読本』現代書林2003
[20]前掲書
[21]前掲書
[22]前掲書

応用性(低)

  あえてマイナスイオン製品を選択する意味はほとんどない。身体的な面については「効果あり」と断定できるほどの根拠はないと考えてよく、精神・心理的面については季節性気分障害などのごく一部の精神疾患患者に対する抑うつ効果のみ認められる。また、季節性気分障害には光療法(照射療法)や抗うつ薬など有効な治療法がすでに確立されており、その補助としても行動療法などが有効であるため、マイナスイオンを選択する積極的な理由は今のところ見出せない。

  ただし、放電式のイオン発生器には集塵効果や除電の効果はあると考えられるため、そうした用法であれば特に問題はない。また、マイナスイオンの効果ではないが、放電式イオン発生器の副生成物であるオゾンによる脱臭効果・除菌効果も期待できる可能性はある。



総評:

疑似科学

題を集約すると、マイナスイオンでは「理論」が肥大化しすぎていたように思われる。効果の範囲を幅広く見積もりすぎ、理論とデータが不釣り合いになったのである。結局、ブームによって多くのマイナスイオン製品が生み出されたものの、販売戦略が先行しすぎたことによって消費者に混乱をもたらす結果となってしまった。かつては法的規制が十分でなかったこともあり、社会的影響もその分大きかったと推定できる。効果を支える科学的知見が不在のまま、技術応用されることの問題がマイナスイオンでは顕著に表れているといえる。

  メタ分析の結果によって、これまで主張されてきたほとんどすべてのマイナスイオン効果は否定されている。ただし、(謳われている効果に対してあまりに限定的であるものの)、季節性気分障害患者に対する抑うつ作用のみは肯定的に扱うことができる。すでにブームは去ったとはいえ、未だに多くの商品が販売されているため注意が必要である。



文献情報

【メタ分析研究】
Alexander et al., Air ions and respiratory function outcomes: a comprehensive review, Journal of Negative Results in BioMedicine, 12-14, 2013.
Perez et al., Air ions and mood outcomes: a review and meta-analysis, BMC Psychiatry, 13-29, 2013.

情報提供、コメント、質問を歓迎します。

(最終更新日時2018年4月4日)

投稿

投稿&回答

> 血液型性格診断の掲示板にも書きましたが、このサイトの“科学”は朱子学とイコールであることを言いたいわけです。
私が自分の本を他人のフリをして (金澤正由樹名義で出した本を自分(ABOFAN)のサイトで) 紹介していたことは、ここの議論に関係ないじゃないですか。第三者の本の理屈として紹介しておけば、議論のときに有利だと思ったのに…。そんな細かいこと、どうでもいいじゃないですか。
 ABOFANが金澤正由樹だからといって何か問題でも?
 ABOFANが金澤正由樹だからといって何か問題でも?
(大切なことなので二度言いました)
(投稿者:ABOFANの心の声,投稿日時:2017/05/04 20:11:02)

(回答日時:2017/05/07 17:02:00)

>>「根拠」について正確に回答するために「薬事法」について質問しているのですが?
>――どういう意味でしょうか?ちょっと意味が分からないので、詳しくお願いいたします。
――薬事法の該当する条文を知っていますか?という意味です。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/04/29 16:49:42)

ABOFANさん
>薬事法の該当する条文を知っていますか?
――現薬機法ですね。http://www12.plala.or.jp/taacohya/Houki/KOSEIRODOU/Yakujiho/KaiseiSagyoData/3frame_Sin_Yakujiho_all.htm
に条文が記載されています。
(回答日時:2017/05/07 17:01:12)

お忙しいところ、対応をありがとうございます。さて、
>私がお示しいただきたいのは「マイナスイオンに健康効果がある」とする何らかの根拠です。言葉の揚げ足取りではなく、建設的なコメントをお願いいたします。
(回答日時:2017/04/22 08:03:47)
――「根拠」について正確に回答するために「薬事法」について質問しているのですが? 左巻先生が詳しいはずなので、一度確認されてみてはいかがでしょうか?
個人情報保護法の件で、管理者さんが法律の知識に疎いことは身に染みていますので(苦笑)。

ABOFANの心の声さんへ
血液型性格診断の掲示板にも書きましたが、このサイトの“科学”は朱子学とイコールであることを言いたいわけです。
お分かりですか? (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/04/24 23:27:33)

ABOFANさん
>「根拠」について正確に回答するために「薬事法」について質問しているのですが?
――どういう意味でしょうか?ちょっと意味が分からないので、詳しくお願いいたします。 (回答日時:2017/04/29 11:16:15)

血液型性格診断にも書いたのですが、4/5付けの以下の投稿がまだ掲載されないようなので、再度投稿します。よろしくお願いします。
―――――
春休み中の回答をありがとうございます。
>ではひとまず「ABOFANさんがコメントされたJIS云々をマイナスイオンの定義」としておきます。
――正直、この回答はいだけませんね。JISを認めないなら、相当の根拠が必要なはずですが、管理者さんからは何の情報も示されていません。これが管理者さん「いつもの手」のようですが、それでも疑似科学批判をするつもりだというなら、私は大いに気になります(笑)。
一番可能性が高いのは、管理者さんがJISを読んでいなかったのか、あるいは読んでも理解できなかったということです。そういうことさえも認めない(認められない?)ということでしょうか…。それなら、管理者さんの疑似科学批判の主張内容には、大きな疑問符が付くことになります。もっとも、そうだからといって、私がどうこう言うことではありませんが。
>「これがマイナスイオンの定義だ」はABOFANさんからおっしゃったことなので、
――いいえ、私はJISを示しただけです。JISは日本の国家規格ですから、それなりの“権威”があります。そして、上の文章からは、管理者さんがJISは認めているとしか読み取れません。そうではないというなら、管理者さんがJISを否定する(=ほとんど疑似科学)ということになりますが、よろしいでしょうか?
>>これは、JISではなく「薬事法」の範疇です
>は回答になっていません。ご回答お願いいたします。
――私は、管理者さんがマイナスイオンと薬事法の関係を知っているかどうか尋ねただけです。上の文章からは、管理者さんは薬事法を知らないとしか読み取れません。そして、薬事法を知らない人には、私は説明できません。よろしいでしょうか?
>ちなみに、
>>本当に管理者さんが「プロの法律の専門家」にコンタクトできるのかどうか
>残念ながら本当にできるのです苦笑。ですから、結局のところ何がおっしゃりたいのかを”わかりやすく”表明していただければと思います。
――仮に、管理者さんが「プロの法律の専門家」にコンタクトできることが事実としても、私のような第三者に法解釈が示せないのであれば、全く意味がありません。そして、管理者さんは法解釈を示していないので、“素人”同然ということになります。法解釈が出来ない人には、私が説明することは不可能です。これが私の言いたいことになります。よろしいでしょうか?
失礼しました。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/04/22 07:24:15)

ABOFANさん
投稿から掲載までお時間かかってしまって申し訳ありませんでした。
最近はマイナスイオンのページに投稿されていますが、ここでの要点は今のところ、
・(JIS規格の定義において)マイナスイオンの健康効果を謳った製品等の効果を示す担保はなにかあるのか?(私)
⇒薬事法の範疇です(ABOFAN)
という認識です。
質問と答えが一致していないと思うのですが、いかがでしょう。薬事法に、「マイナスイオンに健康効果がある」と書かれているのでしょうか。繰り返しますが、私がお示しいただきたいのは「マイナスイオンに健康効果がある」とする何らかの根拠です。言葉の揚げ足取りではなく、建設的なコメントをお願いいたします。 (回答日時:2017/04/22 08:03:47)

> 結局のところ何がおっしゃりたいのかを”わかりやすく”表明していただければと思います。

ABOFAN=金澤正由樹、という情報を消してくれませんかねえ、ということです。
でもそれを「お願い」するのは負けたような気がして嫌だし、してくれるかどうかわからないし…というのでこんな書き方をしているのです。
わかってるくせに。
(投稿者:ABOFANの心の声,投稿日時:2017/04/09 13:16:00)

(回答日時:2017/04/22 07:36:21)

春休み中の回答をありがとうございます。
>ではひとまず「ABOFANさんがコメントされたJIS云々をマイナスイオンの定義」としておきます。
――正直、この回答はいだけませんね。JISを認めないなら、相当の根拠が必要なはずですが、管理者さんからは何の情報も示されていません。これが管理者さん「いつもの手」のようですが、それでも疑似科学批判をするつもりだというなら、私は大いに気になります(笑)。
一番可能性が高いのは、管理者さんがJISを読んでいなかったのか、あるいは読んでも理解できなかったということです。そういうことさえも認めない(認められない?)ということでしょうか…。それなら、管理者さんの疑似科学批判の主張内容には、大きな疑問符が付くことになります。もっとも、そうだからといって、私がどうこう言うことではありませんが。
>「これがマイナスイオンの定義だ」はABOFANさんからおっしゃったことなので、
――いいえ、私はJISを示しただけです。JISは日本の国家規格ですから、それなりの“権威”があります。そして、上の文章からは、管理者さんがJISは認めているとしか読み取れません。そうではないというなら、管理者さんがJISを否定する(=ほとんど疑似科学)ということになりますが、よろしいでしょうか?
>>これは、JISではなく「薬事法」の範疇です
>は回答になっていません。ご回答お願いいたします。
――私は、管理者さんがマイナスイオンと薬事法の関係を知っているかどうか尋ねただけです。上の文章からは、管理者さんは薬事法を知らないとしか読み取れません。そして、薬事法を知らない人には、私は説明できません。よろしいでしょうか?
>ちなみに、
>>本当に管理者さんが「プロの法律の専門家」にコンタクトできるのかどうか
>残念ながら本当にできるのです苦笑。ですから、結局のところ何がおっしゃりたいのかを”わかりやすく”表明していただければと思います。
――仮に、管理者さんが「プロの法律の専門家」にコンタクトできることが事実としても、私のような第三者に法解釈が示せないのであれば、全く意味がありません。そして、管理者さんは法解釈を示していないので、“素人”同然ということになります。法解釈が出来ない人には、私が説明することは不可能です。これが私の言いたいことになります。よろしいでしょうか?
失礼しました。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/04/05 22:51:30)

(回答日時:2017/04/22 07:35:57)

早速の回答をありがとうございます。さて、
>??まったく話が通じていないようです。私が聞いているのは、一般的、あるいは俗に言われている「マイナスイオン」とは何を指すのか?であるので、それに対する”ABOFANさんの答え”が先のJIS規格云々であれば、別に異論はありません。(回答日時:2017/03/31 20:22:41)
――日本語が通じていないのではなく、管理者さんが意図的に曖昧な回答をしていることは明らかです。「血液型性格診断」と同じで、単なる管理者さんの勉強不足、あるいは単純ミスとは思えません。なぜなら、このサイトの語句説明には、次に示すように「マイナスイオン」は「物理的実体について何を指しているのか【はっきりしない場合も多い】」とあるからです。
>語句説明 大気イオン(負の荷電粒子)とも解釈できる文脈も見られ、物理的実体について何を指しているのかはっきりしない場合も多い。
しかし、私がJISの定義(JIS B9929:2006 附属書 3(参考)空気中イオンの発生方法)を持ち出すと、「別に異論はありません」(=物理的実体はJISにあるとおり【はっきりしている】)と態度を一変させています。だから、管理者さんがJISを知らなかったのは明らかです。少々失礼な言い方ですが、「不勉強」ということです。ただ、血液型と違って、「マイナスイオン」の定義が明確になったのはよいことだと思います。そうなると、上の語句説明も近々訂正されるのでしょうか…。
ところで、前回の私の質問には相変わらず「回答拒否」のようですので、やむを得ず私が代わりにお答えします。管理者さんから特に異議がなければ、これで確定とします。なにしろ、血液型性格診断では、私の三の質問にほとんど「回答拒否」なので、こうでもしないと議論が進みませんから…。
☆-☆-☆-☆
【質問1】「マイナスイオン」の実体は私の説明通りでよいですか?
回答→1. 「マイナスイオン」の実体は私の説明(=JISの付属書)の通りだと認める & 3. 答えたくない
――これは「「マイナスイオン」とは何を指すのか?であるので、それに対する”ABOFANさんの答え”が先のJIS規格云々であれば、別に異論はありません。」とあるので、この回答で確定でしょう。
【質問2a】「マイナスイオン」の実体はJISの付属書に記述されていますが、過去にこの付属書を
回答→2. 読んだことがない & 3. 答えたくない
――繰り返しになりますが、語句説明で「マイナスイオン」は「物理的実体について何を指しているのか【はっきりしない場合も多い】」とあります。一方、JISには定義が【はっきり】と書かれているのですから、管理者さんがこのJISを読んでないことは明らかです。
【質問2b】「マイナスイオン」の実体はJISの付属書に記述されていますが、それをこの掲示板の「言説の一般的概念や通念の説明」に反映する予定がありますか
回答→3. 答えたくない
――そのうち、この語句説明が訂正されるのかどうかは「回答拒否」のため不明です。
☆-☆-☆-☆
さて、ご要望の管理者さんからの質問ですが、
>よく言われるマイナスイオンの健康効果に科学的根拠はあるのでしょうか?という質問になるのでして、ご提示いただいたJIS規格の定義の中でそれをお教えください。
――これは、JISではなく「薬事法」の範疇です。管理者さんのお知り合いの「プロの法律の専門家からの意見」が一番確実ということです。もっとも、過去の血液型性格診断のように、個人情報保護法の法解釈では、
>「個人情報云々」の件ですが、こちらが指摘したのは「プロの法律の専門家からの意見」でして、素人であるABOFANさんの「法律論」で反論されても反応に困ります苦笑。(回答日時:2017/03/11 08:58:59)
という主張を、次のように“全面撤回”した過去の経緯があります。
>法律云々に関しては、私は素人なので回答しかねます(サイトとしての見解は既に示した通りです)(回答日時:2017/03/23 22:15:50)
これまた少々失礼な言い方になりますが、本当に管理者さんが「プロの法律の専門家」にコンタクトできるのかどうか(少なくとも私は)かなり疑問です…。というか、薬事法を知っているなら、この質問がナンセンスなことはお分かりなはずです。
よろしいでしょうか?
いや、管理者さんや「プロの法律の専門家」が薬事法の細かい解釈は知らないから(“素人である”私でもよいので)説明してほしい、というなら話は別です。
失礼しました。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/04/01 09:08:15)

ABOFANさん
まぁ、ABOFANさんのいつもの手なので気にしませんが、ではひとまず「ABOFANさんがコメントされたJIS云々をマイナスイオンの定義」としておきます。で、次の質問が本項で取り上げた、たとえば健康情報に対する根拠は何ですか?です。
「これがマイナスイオンの定義だ」はABOFANさんからおっしゃったことなので、
>これは、JISではなく「薬事法」の範疇です
は回答になっていません。ご回答お願いいたします。

ちなみに、
>本当に管理者さんが「プロの法律の専門家」にコンタクトできるのかどうか
残念ながら本当にできるのです苦笑。ですから、結局のところ何がおっしゃりたいのかを”わかりやすく”表明していただければと思います。 (回答日時:2017/04/05 09:00:55)

>では、これが「マイナスイオン」なのですね。(回答日時:2017/03/27 18:19:37)
――管理者さんのいつものパターンなのですが、私の回答に納得したのかどうかが書かれていません。納得できたかどうかわからなければ、次のステップに進めないので、お手数でも確認させていただきたく。
【質問1】「マイナスイオン」の実体は私の説明通りでよいですか?
1. 「マイナスイオン」の実体は私の説明(=JISの付属書)の通りだと認める
2. 「マイナスイオン」の実体は私の説明(=JISの付属書)の通りではない→具体的な理由をどうぞ
3. 私の説明(=JISの付属書)が理解できない
4. 答えたくない
5. その他→具体的にどうぞ
【質問2a】「マイナスイオン」の実体はJISの付属書に記述されていますが、過去にこの付属書を
1. 読んだことがある
2. 読んだことがない
3. 答えたくない
4. その他→具体的にどうぞ
【質問2b】「マイナスイオン」の実体はJISの付属書に記述されていますが、それをこの掲示板の「言説の一般的概念や通念の説明」に反映する予定がありますか
1. ある
2. ない→具体的な理由をどうぞ
3. 答えたくない
4. その他→具体的にどうぞ
これらは、私でなくとも誰もが知りたいことではないかと思います。
お手数ですが、回答をよろしくお願いします。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/03/28 23:59:22)

ABOFANさん
??まったく話が通じていないようです。私が聞いているのは、一般的、あるいは俗に言われている「マイナスイオン」とは何を指すのか?であるので、それに対する”ABOFANさんの答え”が先のJIS規格云々であれば、別に異論はありません。
だとすると次は、よく言われるマイナスイオンの健康効果に科学的根拠はあるのでしょうか?という質問になるのでして、ご提示いただいたJIS規格の定義の中でそれをお教えください。 (回答日時:2017/03/31 20:22:41)

>「マイナスイオンの“実体”が何であるか」
――次の「JIS B9929:2006 附属書 3(参考)空気中イオンの発生方法」を参照してください。
http://kikakurui.com/b9/B9929-2006-01.html
序文 この附属書は,現在使用されている空気中イオンの人為的発生方法の事例を記載したもので,規定の一部ではない。
1. コロナ放電による方法
 コロナ放電は,先のとが(尖)った針状電極又は細線電極に高電圧を印加すると不平等電界集中が形成され,その電界が局部的に絶縁破壊電界強度を超えることによって起こる放電である。針に負の電圧を印加した場合,集中電界内では,空気成分分子(酸素,窒素など)から電子が離脱し,その結果これらは正イオンとなる。離脱した電子は自由な状態で存在するか又は,別の空気成分分子に捕獲され負イオンを形成する。(以下略)
2. 熱電離による方法
 熱陰極(フィラメント),陽極(カソード),グリッド及びプレートで構成され,真空管又は真空計に応用される方法である。グリッドに200∼250Vの電圧をかけて陽極の働きをさせ,プレートに10∼40Vをかけて集イオン極とする。熱陰極と陽極に電圧を加えると電子電流が流れ熱電子を放出する。熱電子はグリッドをとおり抜けて集イオン極と熱陰極との間を往復し,気体分子をイオン化(電離)する。
3. 放射線による方法
 放射線は気体を通過するときに空気分子をイオン化する。紫外線,X線など短い波長をもつ電磁波の光子が空気分子に衝突すると空気分子から電子が飛び出し,空気分子は正イオンになり,飛び出した電子は別の空気分子に付着して負イオンを形成する。放射性物質の崩壊過程などで放出されるα線,β線,γ線も空気分子をイオン化する。(以下略)
4. 光電効果による方法
 金属に電磁波を照射したとき,金属内部から電子が放出される現象は,光電効果と呼ばれている。光電効果はある金属に対して特定の波長以下の電磁波を照射することによって電子が飛び出すが,これは光が粒子としての性質をもつ光量子仮説から説明できる。光電効果によって放出された電子は,外部の空気分子をイオン化する。(以下略)
<参考資料> 静電気ハンドブック 静電気学会編 オーム社(1998) (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/03/26 18:11:42)

では、これが「マイナスイオン」なのですね。
そのうえで質問なのですが、
http://www.n-ion.com/what_ion_02.html
こちらのページの効果は実証されているのでしょうか? (回答日時:2017/03/27 18:19:37)

連投失礼します。
ブーメランはまだまだありますので、もう一つ紹介します。
>長々とコメントしていただいて恐縮なのですが、で、結局マイナスイオンとは何なのですか?
>(回答日時:2017/03/11 09:03:11)
>??JIS規格云々となっているのは「測定法」の機器ということですよね。「マイナスイオンの”実体”が何であるか」という説明にはなっていないと思うのですが。
>また、かの「測定器」にて検出されたものが「マイナスイオン」であるという前提に相当疑問があるのですが。
>(回答日時:2017/03/01 18:13:34)
――管理者さんの文章を拝借します。
「性格検査」によって検出されたものが「性格」であるという前提に相当疑問があるのですが(笑)。
これは、心理学をちょっでも学んだ人なら常識なはずなので、管理者さんが知らないはずがありません。
ですので、性格検査の結果を、「血液型と性格」の関連性を調べるのに使うことは、相当疑問があります。
一方、管理者さん自らが参考文献として取り上げているる、石川先生と清水先生が使った「性格検査の結果」は不当だと言っていないわけです。よって、「性格の“実体”が何であるか」と言う説明などはどうでもよく、「性格検査」にて検出されたものが「性格」と主張していることになります。
この管理者さんの論法を「マイナスイオン」に適用すると、「マイナスイオンの“実体”が何であるか」と言う説明などはどうでもよく、「測定器」にて検出されたものが「マイナスイオン」であるということになります。
これまたブーメランですね(苦笑)。
まさか、マイナスイオンと血液型性格診断の解説文を書いている人が別人と言うことはないでしょうから…。
失礼しました。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/03/13 22:55:59)

ABOFANさん
すみません。読解力がなくてよくわからないのですが、
>「マイナスイオンの“実体”が何であるか」
これがまさに私のうかがいたいことでして、実際ABOFANさんに何度か質問していますが、毎回要領を得ない回答しか返ってこないという印象です。ストレートにお答えいただければと思います。 (回答日時:2017/03/23 22:09:48)

>長々とコメントしていただいて恐縮なのですが、で、結局マイナスイオンとは何なのですか?
――いやぁ、見事なブーメランですね(笑)。
参考までに、次は別の掲示板「血液型性格診断」での管理者さんの回答です。
>こちらが指摘したのは「プロの法律の専門家からの意見」でして、素人であるABOFANさんの「法律論」で反論されても反応に困ります苦笑。
――こちらが指摘したのは「プロのJIS規格の専門家からの意見」でして、素人である管理者さんの「測定法論」で反論されても反応に困ります苦笑。
なお、「JIS」は私より石川先生の方が「プロ」かつ「専門家」です。
ということですので、私は管理者さん自身の方針に習って、管理者さんの「反論」は無視することにします。
もっとも、管理者さんがこの方針を撤回して、「素人」の意見も尊重するというなら話は別です。
失礼しました。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/03/11 22:43:23)

ABOFANさん
>こちらが指摘したのは「プロのJIS規格の専門家からの意見」でして、素人である管理者さんの「測定法論」で反論されても反応に困ります苦笑。
――??繰り返しますが「マイナスイオンとは何なのか?」という疑問への回答になっていないと思うのですが……。 (回答日時:2017/03/23 22:04:28)

>??JIS規格云々となっているのは「測定法」の機器ということですよね。「マイナスイオンの”実体”が何であるか」という説明にはなっていないと思うのですが。
>また、かの「測定器」にて検出されたものが「マイナスイオン」であるという前提に相当疑問があるのですが。
(回答日時:2017/03/01 18:13:34)
――正直、この回答は「想定外」でした(苦笑)。初歩的な量子力学は高校の物理で学習するらしいのですが、管理者さんはおそらく高校・大学で物理の単位は取っていないのでしょう。というよりは、そうとでも考えないと、上の文章は理解できないからです。管理者さんは「純粋文系」のためかどうか、統計学を取ってないということなので…。
さて、あるものが「実在」すると言っても、現代の(自然)科学では、観測データを法則で説明できればOKです。
#いや、それはおかしい。それなら「ダークマター」や「ダークエナジー」は存在しないはずだ、という話はなしですよ(笑)。
例えば、量子力学的な説明では、「電子」には決まった形はなく、原子核の周りに確率的に分布していることになっています。この点を、「純粋文系」の管理者さんに説明するのは、私には事実上不可能のようです。以前に「統計」で散々な目に遭っています(苦笑)ので、ここでは科学の入門書、東大の須藤靖先生が書いた『主役はダーク-宇宙究極の謎に迫る』の内容を紹介するにとどめておきます。詳しくは、理系出身の石川先生にも聞かれてはいかがでしょうか?
【引用開始】
高エネルギー(超高速と言っても良い)粒子加速器を用いて未知の素粒子を発見しようとしている物理学実験グループを訪問し、「電子は本当に存在するのですか」と質問した哲学者(?)がいたとかいないとかいう話を聞いたことがある。
物理学者「もちろんです。ここでは毎日、膨大な数の電子を加速してぶつけることで世界最先端の研究を展開しています」
哲学者「では、電子とはどんな形をしているのですか?」
物理学者「電子には形はありません」
哲学者「その大きさは?」
物理学者「大きさもありません」
哲学者「それじゃ到底見たとは言えませんね。存在する証拠になっていません」
物理学者 「この実験施設では、物理学の基礎方程式にしたがって電子を加速させ衝突させることが可能です。そもそも、あなたの身の回りのあらゆる電子機器を制御し利用できること自体が、電子の存在の完璧な証明じゃないですか」
哲学者「それは理論を説明するために仮想的に考えた概念としての電子であり、それが実在するということの証明にはなっていません。私は自分の目で直接見たもの以外は信じられません。本当に電子を見たことがある人をここに呼んできてください。私はその人と直接話をしたいのです」
物理学者「やれやれ。我々はそのような不毛な議論をするほど暇ではありません。実験が忙しいのでそろそろお引き取りください……」
このやりとりを通じて、哲学者は勝ち誇ったように結論する。物理学者は電子を発見したというが、実際に「見た」人は誰もいない。つまり、電子とは物理学者が勝手にでっち上げた便宜的な概念にすぎず、実在している証拠はないのだ、と。
【引用終了】
そもそも、私には「JIS」を真っ向から否定する(?)という人がいるとは到底信じられません。JISを否定したら、ほとんどの工業製品は作れませんよ。この掲示板の趣旨に反するJISは全てオカルトなんだ、JISに基づいて製作された工業製品は絶対に使わない、とでも主張するのなら別ですが。だいたい、管理者さんは、スマホもパソコンも使わないのですか? いや、まじめに、メーカー出身の石川先生にでも確認されてはいかがでしょうか? やれやれ、という感じです。
念のため、次はJISの紹介です。出典は、日本工業標準審査会のサイトからです。 http://www.jisc.go.jp/jis-act/
工業標準化について
標準化(Standardization)とは、「自由に放置すれば、多様化、複雑化、無秩序化する事柄を少数化、単純化、秩序化すること」ということ ができます。 また、標準(=規格:Standards)は、標準化によって制定される「取決め」と定義できます。標準には、強制的なものと任意のものがありますが、一般的には任意のものを「標準(=規格)」と呼んでいます。
工業標準化の意義は、具体的には、自由に放置すれば、多様化、複雑化、無秩序化してしまう「もの」や「事柄」について、経済・社会活動の利便性の確保(互換性の確保等)、生産の効率化(品種削減を通じての量産化等)、公正性を確保(消費者の利益の確保、取引の単純化等)、技術進歩の促進(新しい知識の創造や新技術の開発・普及の支援等)、安全や健康の保持、環境の保全等のそれぞれの観点から、技術文書として国レベルの「規格」を制定し、これを全国的に「統一」又は「単純化」することであると言えます。
JIS(Japanese Industrial Standards)とは
JIS(日本工業規格)とは、我が国の工業標準化の促進を目的とする工業標準化法(昭和24年)に基づき制定される国家規格です。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/03/04 08:33:50)

ABOFANさん
長々とコメントしていただいて恐縮なのですが、で、結局マイナスイオンとは何なのですか? (回答日時:2017/03/11 09:03:11)

2017年4月号の「理科の探検」の特集(ニセ科学を斬る!2017)で「マイナスイオン」がさっぱり書いてないので、気になったのでこの掲示板を見てみました。
このサイトの「マイナスイオン」の説明は次のとおりです。
【引用開始】
語句説明
「マイナスイオン」は、家電製品、置物、滝などで発生し、大気中に漂い健康に好影響を与える物質であると主張されている。化学で扱う溶液中の陰イオンとは異なるものであると推測されるが、大気イオン(負の荷電粒子)とも解釈できる文脈も見られ、物理的実体について何を指しているのかはっきりしない場合も多い。
【引用終了】
が、次のとおりきちんとJISで決まっているのですから、「物理的実体について何を指しているのかはっきりしない場合も多い」というこのサイトの説明は思いっきり間違っているようですね(苦笑)。
【引用開始】
平成18年11月20日付、「空気中のイオン密度測定方法」が財団法人日本規格協会より、JIS規格(JIS B9929)として制定されました。 この規格は、様々なマイナスイオン測定器が出回るなか、マイナスイオン関連事業の正しい発展には、まず測定法(値)の標準化を行うことが第一であると考え、 中江前理事長を中心にオリジナルの測定器を製造開発し、当協会の測定法をモデルとして日本工業規格にて審議されたものであります。
このJIS規格制定により、空気中のイオン密度測定値を世界共通の物差しをもって正しく比較することが出来るようになり、 イオン業界の安定化を支えることになると信じております。JIS規格の標準器である日本機能性イオン協会の測定により、 信頼性のある商品開発のお役に立つことが出来れば幸いに存じます。
特定非営利活動法人 日本機能性イオン協会のサイトより
http://www.japan-ion.jp/
【引用終了】
ちなみに、JISの詳細は次のとおりです。
http://www.jisc.go.jp/jisc/data/17san_kikai/019/03_14.pdf
血液型だけではなく、マイナスイオンの説明も大丈夫なのでしょうか? (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2017/02/26 23:32:05)

??JIS規格云々となっているのは「測定法」の機器ということですよね。「マイナスイオンの”実体”が何であるか」という説明にはなっていないと思うのですが。
また、かの「測定器」にて検出されたものが「マイナスイオン」であるという前提に相当疑問があるのですが。 (回答日時:2017/03/01 18:13:34)

>ABOFANさんがお会いしていただけるというのであれば、席を確保します。
お招き下さり大変ありがとうございます。ぜひ参加させていただければと思います。
お邪魔かもしれませんが、どうかよろしくお願いいたします。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2015/12/09 22:20:37)

ありがとうございます。
では、お手数ですが、一応
http://www.itinfo.jp/scafe/
のページ下部からメールにてお申込みいただけますでしょうか。
運営のほうにはすでに伝えています。
申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
9日、楽しみにしております。
何か疑問などありましたら、おっしゃってください。 (回答日時:2015/12/11 12:42:08)

管理人さま:

全く本質的ではないコメントを書くことをご容赦ください。
管理人さんの回答(回答日時:2015/11/19 21:40:41)に、

> ssfsという方を直接知らないので何とも言えないのですが、

とあったのことですが、管理人さんはSSFS氏のことを全くご存じなかったのでしょうか。…というのも、ABOFAN氏が紹介したブログのコメント欄には
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2015-11-10#comments

「ssfs知らずでマイナスイオンを論じるとは、どこまでナイーブなんでしょ。」

という当のSSFS氏の書き込みがあり、どうも彼(彼女?)はここで「知らない」と言われたことをかなり気にしているようなのです。

たしかに、いわゆるマイナスイオンについて言及されているあちこちのサイトでは、SSFS大先生の「活躍」はよく知られているようにも思います。(こんなにユーザの評価(←ひたすらこれ)が高いのにニセ科学扱いするなんてけしからん、と主張されてるようです)…もっとも、最近はYahoo掲示板の「マイナスイオン監視室」界隈で「私の「知恵袋」を読んでないのか~~」とか言っていることが多いようですが。(私もそのへんでこの件を知りました)

そこで管理人さんにお尋ねしたいのですが、以下のどれでしょうか。

ア) SSFSなんていう名前も聞いたことがなかった。
イ) SSFSという人物(!?)がいることくらいはかろうじて知っていたが、それ以上のことは知らないので特に言及しなかった。
ウ) SSFSという人物(!?)がいることは知っていたが、言っていることがよくわからないし、価値もないので特に言及しなかった。(わかります)
エ) SSFSという人物(!?)がいることは知っていたが、相手にすると無意味に面倒くさそうなので言及を避けた。(よくわかります)

また、このような人物(!?)とやり取りをすることは、このサイトにとって意義があるものだと考えておられるでしょうか。(「ある種の」典型的なサンプルとしての意義はあるかも知れません。ただ、真面目に科学的なことのみを議論するのなら不要でしょうが…)

単に、ちょっとした好奇心からの書き込みです。不適切であれば、掲載していただかなくて結構です。これからの研究の発展を期待しています。
(投稿者:SSFSファン,投稿日時:2015/12/03 17:56:05)

ご投稿ありがとうございます。
ABOFANさんのブログで本研究、あるいは私がボロカス言われていることは以前から知っていましたよ苦笑
また、他の掲示板などでssfsという方の発言も見たことがありますね(どこでもハンドルネームを変えないということは尊敬しますが苦笑)。
ただ、本サイトにて直接対話したことはなかったのであのような言い回しをいたしました。
なので、お答えとしてはウ~エが一番近いかと……。
ABOFANさんやssfsさんのような方々が訪れて議論することは本研究の目的の一つですが、一方で他の閲覧者さまの参画を阻害してしまうというような問題点もあるように考えます。まぁ、そこは両睨みねのでなんともいえないとこなのですが……。
ご返答になっているかどうか……一応そういうとことです。 (回答日時:2015/12/06 20:33:32)

>――つまり、ABOFANさんは論文などの研究報告に基づいて「マイナスイオン」や「EM菌」の効果を信用している、という認識でいいのでしょうか?口コミや宣伝、周りからの勧めではないということですかね。
――質問の正確な趣旨が不明ですが、強いて言えば論文などの研究報告とネット上の口コミの両方ですかね。それと、私は疑似科学批判側の内容も読んでいますので、どちらが妥当なのかという判断になります。
「マイナスイオン」や「EM菌」は、疑似科学批判側がこれらの論文にまともに反論しているとは思えません(血液型でも同様です)。ただし、これは単なる私の印象です。血液型と違って、データを使って筋道立てて論理的に説明できるわけではありません。
>※別件になりますが、ABOFANさんに直接お目にかかる日を現在調整中です。1月上旬(正月明け~成人の日)あたりのご予定はいかがでしょうか?
――ありがとうごさいます。今のところ、1月上旬には特に予定はありませんので、おそらくお会いすることは可能です。ただし、平日の昼間は難しいと思います。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2015/11/30 21:47:46)

ABOFANさん
お待たせしました。
お会いする日取りについてですが、次回科学コミュニケーション研究所にて、以下の日程でサイエンスカフェを開催します。
http://www.itinfo.jp/scafe/
講師は山岡先生で、ABOFANさんとも面識があるそうだとか?
どうでしょう。この会にてお会いするというのは?
今回のサイエンスカフェでは血液型と性格を中心に取り上げますし、石川をはじめ、本研究の協力研究者も出席します。
定員制限がありますが、ABOFANさんがお会いしていただけるというのであれば、席を確保します。
お考え下さい。 (回答日時:2015/12/09 16:36:46)

お手数をおかけしました。さて、
>たとえば、マイナスイオンやEM菌などが効く、と考えていらっしゃる源(エピソード、実感、口コミなど)があれば、お教え願いたいのですが……。いかがでしょうか?
――EM菌は、CiNiiで調べてみてはいかがでしょうか? EMが有効という報告は山ほどあります。
・EM菌による海水の浄化に関する調査報告 益崎 真治 弓削商船高等専門学校紀要 33, 67-71, 2011-01-18
・汚水浄化のためのEM菌担持物の探索と評価 福井工業高等専門学校研究紀要. 自然科学・工学 41, 29-34, 2007-11
マイナスイオンは、日経エレクトロニクスの特集がいいと思います。
『日経エレクトロニクス』2009年11月2日号 特集 イオン健康家電の正体
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20091026/176904/?rt=nocnt
もっとも、これらの研究報告や記事か正しいかどうかは私にはわかりません。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2015/11/28 09:30:14)

ABOFANさん
>もっとも、これらの研究報告や記事か正しいかどうかは私にはわかりません。
――つまり、ABOFANさんは論文などの研究報告に基づいて「マイナスイオン」や「EM菌」の効果を信用している、という認識でいいのでしょうか?口コミや宣伝、周りからの勧めではないということですかね。
※別件になりますが、ABOFANさんに直接お目にかかる日を現在調整中です。1月上旬(正月明け~成人の日)あたりのご予定はいかがでしょうか? (回答日時:2015/11/30 15:51:34)

大変失礼しました。お手数ですが、可能であれば、今までどおりハンドルネームのABO FANで掲載をお願いします。さて、
>たとえば、EMはどのようにお使いになっているのですか?また、マイナスイオンドライヤーなどに効果を感じていないのに使い続けるのは、別にこだわりがないだけなのか、マイナスイオンにこだわりはあるけれども、期待された効果が得られていないのか、直感的なご感想をお聞かせ願えればと思います。
――EMは家庭菜園に使っています。マイナスイオンドライヤーは、知り合いの女性は確実に効果があると言ってますね。私はただ髪の毛が乾けばいいので、特に気にしてないから効果がわからないのだと思います(笑)。
EMも、効果があるという論文はいろいろあるようです。厳密な方法で測定すれば、普通の肥料とは差が出るのかもしれませんが、面倒なのでそこまではやっていません。
つまり、EMもマイナスイオンドライヤーも、私の場合は効果があるだろうと信じて使っているということになりますね。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2015/11/20 21:52:30)

ABOFANさん
システムの仕様上、コメント発信者の名前をこちらで変更することはできないので、ご本名らしきもので前回いただいたコメントについては掲載しない、ということでよろしいでしょうか?内容については以下に記載いたします。
すみません、前回の投稿(投稿者:ABO FAN,投稿日時:2015/11/19 21:17:37)を訂正します。
誤 だから疑似科学が「ポジショントーク」だと思われてしまうわけです。
正 だから疑似科学批判が「ポジショントーク」だと思われてしまうわけです。
よろしくお願いします。
***************************
>EMもマイナスイオンドライヤーも、私の場合は効果があるだろうと信じて使っているということになりますね。
――なるほど。だとすると、本研究における”現時点での評定”には気に入らない部分も多いかと思います苦笑。
たとえば、マイナスイオンやEM菌などが効く、と考えていらっしゃる源(エピソード、実感、口コミなど)があれば、お教え願いたいのですが……。いかがでしょうか? (回答日時:2015/11/27 14:02:29)

連投失礼します。
>「実証」されている効果を、ぜひご提供願いたいのです(もちろん、ABOFANさんに限ってではありませんが)。
――まずは、件の「日経エレクトロニクス」を読んでみて、ご自分で判断されてはどうですか? 私のような「素人」に聞くよりは確実です。ちなみに、私はマイナスイオンドライヤーもEMも使っていますが、特に実感できるほどの効果は感じていません(笑)。 (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2015/11/19 22:33:40)

ABOFANさん
>私はマイナスイオンドライヤーもEMも使っていますが、特に実感できるほどの効果は感じていません(笑)。
――たとえば、EMはどのようにお使いになっているのですか?また、マイナスイオンドライヤーなどに効果を感じていないのに使い続けるのは、別にこだわりがないだけなのか、マイナスイオンにこだわりはあるけれども、期待された効果が得られていないのか、直感的なご感想をお聞かせ願えればと思います。

追記:投稿された一番最新のコメントは掲載してもいいのでしょうか?ABOFANさんのご本名と思われる(?)名前にて投稿されているのですが……。差しさわりがあるようでしたら掲載いたしませんのでご連絡ください。また、お名前は伏せて、内容だけ公開することをご希望でしたら、申し訳ありませんが、再度投稿願えますでしょうか。 (回答日時:2015/11/20 12:18:10)

>科学コミュニケーションを増進するうえでマイナスイオンの議論はどのように進めていけばよいとお考えですか?
――大変申し訳ありませんが、「マイナスイオン」については全くの素人なので、どういう方法がいいかと質問されても回答できません(苦笑)。前回の投稿は、「中央公論」に掲載された石川先生の取材記事が、私のような「素人」から見ても、あまりにも奇妙なので疑問を呈してみたただけです。
もっとも、一般論としての話ならできます。
肯定・否定のどちらの立場から一方的な主張を述べるだけではなく、双方の主張を取り上げた上で、自らの立場を述べるべきだろうということです。
そもそも、「血液型」にさえ能見正比古氏の著書が参考文献として取り上げられているのに、件の「日経エレクトロニクス」の記事がここにないのは、かなり不自然だと思いますよ。
私個人の意見としては、いわゆるマイナスイオンに「何らかの効果」があるのは既に実証されているようなので、言われている効果がどこまで本当に正しいのかという視点で検討すべきだと思います。
もちろん、本当に一部の人が宣伝するほど効果があるのかというと、当然のことながらそれは非常に疑問なわけです。
閑話休題。
マイナスイオンだってEMだって、血液型と同じく「全否定」するから話がおかしくなるので、だから疑似科学が「ポジショントーク」だと思われてしまうわけです。阪大の菊池誠氏のような人は、その点は非常に正直で、ニセ科学批判は「予算」の確保が主な目的だと言っています。
参考までに、私のブログには、ssfs氏がコメントしていまして『千億円規模の市場があるのに、「社会への応用性 (低)」とか間抜けすぎます。』とあります。確かに、それはそうだと思います。
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2015-11-10#comments (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2015/11/19 21:17:37)

>肯定・否定のどちらの立場から一方的な主張を述べるだけではなく、双方の主張を取り上げた上で、自らの立場を述べるべきだろうということです。
――これはその通りですね。私も同意見です。
>いわゆるマイナスイオンに「何らかの効果」があるのは既に実証されているようなので
――ただ、ここに疑問がありますよ?という論で本項を構成しています。ですので、「実証」されている効果を、ぜひご提供願いたいのです(もちろん、ABOFANさんに限ってではありませんが)。
>ssfs氏がコメントしていまして『千億円規模の市場があるのに、「社会への応用性 (低)」とか間抜けすぎます。』とあります。確かに、それはそうだと思います。
――なるほど。このような視点ですか……。ssfsという方を直接知らないので何とも言えないのですが、氏は、経済規模が大きいのであれば応用性は高評価だ、とおっしゃりたいのですかね?
(すみません、ABOFANさんにこれを聞いても答えようがないことでしょうが……) (回答日時:2015/11/19 21:40:41)

前回の投稿の内容を私のブログに書いたら、早速コメントが付きました。 http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2015-11-10#comments
SNAILさんの言うとおりで、髪の毛は非常にプラスに帯電しやすいようです。
出典:大阪私立科学博物館 http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~ohkura/seidenki/taidenretu.htm
ですので、「マイナスイオンドライヤー」を使うと、髪の毛のプラスの帯電が減少することになります。つまり、髪の毛の静電気が減少します。
次の内容は、マイナスイオンドライヤーのメーカーのサイトからで、まさにそう書いてあります。
-----
一般的にいわれる「マイナスイオン」とは、空気中の物質がマイナスに帯電し微細な水分に付着したものです。静電気などで髪にプラスイオンが発生すると、キューティクルが傷みやすくなります。マイナスイオンは、そのプラスイオンを中和し、キューティクルの傷みを抑え髪にツヤとうるおいを与えます。 http://www.tescom-japan.co.jp/knowledge/hair/
-----
中央公論で誰もチェックしなかったんですかねぇ。
そもそも、マイナスイオンドライヤーでそんなに静電気が起こるなら、ドライヤーを止めた直後には、髪の毛が逆立っていないとおかしいはずです。しかし、そんなことは全然ありません。というか、そんなに髪の毛が逆立っていたら、メーカーにクレームが殺到することでしょう。常識的に考えてもおかしい話です。
疑似科学批判の記事が「トンデモ」では洒落にもなりませんね。(^^;; (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2015/11/11 22:11:36)

本文ではマイナスイオンドライヤーについては触れていないのですが、マイナスイオン言説に関して、たとえばどのような方策をとっていけばよいとお考えですか?
つまり、科学コミュニケーションを増進するうえでマイナスイオンの議論はどのように進めていけばよいとお考えですか?

ABOFANさんのコメントを受け、マイナスイオンドライヤーのコメントについては、以下を追記させていただきました(2015.11.19)。
「しかし、この考え方は、理論として一定の論理性はあるものの、
理論に合致した妥当なデータは得られていないとみられます。
というのは、メーカーがこの考え方を主張していないところから、現状のドライヤーからは、十分な量の荷電粒子は出ていないと推測されます。」(ABOFANさんからの指摘による追記2015.11.18) (回答日時:2015/11/18 13:02:56)

以下は情報提供です。
今日発売になった2015年12月号の「中央公論」に、『特集「疑似科学」と科学のあいだ』という記事がありますが、なぜか血液型は全く取り上げられていません。何か書いてあったら、早速ここにアップしようと思ったのですが、大変残念です(笑)。http://www.chuokoron.jp/newest_issue/index.html
ところで、この特集では、石川幹人先生への取材記事が掲載されています。執筆記事ではないのでなんともいえませんが、なんと「マイナスイオンドライヤー」は、多少は効果はあるということで「それくらいの利点はありそうです」とあります。ちょっと驚きました。そうなると、このサイトの「マイナスイオン」の内容は改訂されるのですか?
関連部分は「ドライヤーから荷電粒子が吹き出ると、髪の毛が帯電して反発し合い、浮き上がりますから、早く乾かすことできます。熱風を当てる時間が短くてすめば、髪のダメージは減ります。商品の宣伝コピーとは違いますが、そのくらいの利点はありそうです。」のだそうです。
しかし、マイナスイオンドライヤーの仕組みは、例えば、
>マイナスイオンドライヤーは、髪にマイナスイオンを吹き付けることによって、髪の毛の静電気を減少させ、まとまりやすくするものです。http://www.tescom-japan.co.jp/knowledge/hair/
つまり、「髪の毛の静電気を減少させ」とありますから、石川先生の「髪の毛が帯電して反発し合い、浮き上がります」という説明とは正反対です。また、髪の毛が浮き上がるほど帯電するとなると、たぶん数千ボルトから数万ボルトの静電気が発生するはずですが、私の使っているマイナスイオンドライヤーは、「髪の毛が浮き上がるほど帯電」はしませんし、他の人からもそんなことを聞いたこともありません。本当はどうなんでしょうか?電圧を測定してみたのでしょうか? (投稿者:ABO FAN,投稿日時:2015/11/10 23:50:18)

(回答日時:2015/11/18 13:03:11)

少し昔の話ですが、日経エレクトロニクス 2011年11月2日号に「イオン健康家電の正体」という特集で「イオンそのものの効果は確認されていると言っていいだろう(p49)」とありますが、本当はどうなのでしょうか? (投稿者:nekoneko)

マイナスイオンの効果を宣伝するドライヤーとかについて消費者庁へ告発したりしないのですか? (投稿者:Genison)

Genison様
回答が遅くなり申し訳ございません。
ご指摘の件に関しましてですが、消費者庁も景品表示法にもとづいた措置を順次行っています。
また、ドライヤーの場合は、若干効果が期待できるので、一応肯定的にとらえることも可能です。その理由は、ドライヤーから荷電粒子が吹き出ると、髪の毛が帯電して互いに反発しあい、髪が浮き上がって早く乾くようになります。温風を当てる時間が短くてすみ、髪を傷めにくくなるわけです。
厳密な意味ではマイナスイオン言説の謳っている効果とは異なりますが、一つの考え方としては提示できるかと思います。

しかし、この考え方は、理論として一定の論理性はあるものの、理論に合致した妥当なデータは得られていないとみられます。というのは、メーカーがこの考え方を主張していないところから、現状のドライヤーからは、十分な量の荷電粒子は出ていないと推測されます。」(ABOFANさんからの指摘による追記2015.11.18)

マイナスイオン・ブレスレットを買ってもっているのですが、効き目はないのですか? (投稿者:swc05)

マイナスイオンの健康効果自体に大きな疑問があるわけですが、ブレスレットからはマイナスイオンに相当するものさえも出ていません。さらに、電気の法則から、もしブレスレットからマイナスが出ているとしたら、プラス側が体に残って悪影響があることになってしまいます。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15

      ※投稿された記事やコメントは運用管理者が承認した後、掲載されます。