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DHA・EPA

言説の一般的概念や通念の説明

語句説明

 DHA・EPAとは、脂肪酸の一種であり、多価不飽和脂肪酸(リノレン酸)¹n-3系列脂肪酸²に分類されるものである。正式名称である「エイコサペンタエン酸(eicosapentaenoic acid : EPA)」や「ドコサヘキサエン酸(docosahexaenoic acid : DHA)」よりも「オメガ3必須脂肪酸」という呼び方が先行して広く知られており(n-3系列脂肪酸の言い換え)、一般的にも馴染み深い物質である(1)(2)(3)(4)。
 主に魚(いわゆる青魚に多い)に含有している脂であり、特にさば、まぐろ、さんま、いわしなどに多く含まれ、後述するイヌイットの主食であるアザラシの脂もこれにあたる。
 DHAとEPAは多くの点で類似した働きを見せるため同一項目として取り上げるが³、以下に、それぞれの働き(生理作用)について簡単に述べる。

EPA……「エイコサペンタエン酸(eicosapentaenoic acid)」の略。血小板の凝集作用があるトロンボキサンA₃と血小板の凝集抑制作用があるプロスタサイクリンI₃を作り出す作用がある⁴(5)。医学的には、抗血栓作用、血中脂質低下作用(コレステロール、中性脂肪)、血圧降下作用などが認められている。生理作用においてDHAと明確な違いはないが、高脂血症などの治療薬に用いられている「エパデール(商品名)」などにおいて、スタチン⁵との併用によって冠動脈疾患への効果作用が報告されている(6)(7)。 後述する疫学研究などによって、EPAのほうがその効果や作用について先に注目された。

DHA……「ドコサヘキサエン酸(docosahexaenoic acid)」の略。EPAとの主な相違点は、脳や網膜にて多価不飽和脂肪酸が局在する比率はDHAのほうが多いこと(8)、中枢神経に作用すること(1)、抗炎症作用が高いこと(2)(3)が挙げられる。DHAとEPAを含有している医薬品には「ロトリガ(商品名)」がある(9)。

 上では商品名のみ述べたが、EPA・(DHA)は日本において既に医薬品として認可・販売されている(厚生省薬発第1179号 平成2年3月30日付から(10))。
 そのため本項目では、以上のDHA・EPAの働きの概論と、健康効果があるという言説の両面から評定を行う。その際、たとえばよく謳われている「血液がサラサラ(になるから良い)」や「頭がよくなる」といった表現が何を意味しているか、といった詳細な例についても関心をよせるが、しかし、DHA・EPAがどういう性質をもっているのか、期待される効果は何であるのかといった俯瞰した視点をより重用する。
 評定全体に関しては医療用としての観点に依拠することになるが、いわゆる健康食品(サプリメントや機能性表示食品など)の有用性についても適宜言及していく。

1:DHAやEPAはその前駆体であるα-リノレン酸によって変換される。

2:n-3とは、末端メチル基から3番目の炭素に二重結合があることを意味している。ほかに、6番目の炭素に二重結合があるものをn-6系列脂肪酸(植物油やマーガリンなどに多い)と指す。

3:厳密には、これにも異論がある((2)に詳しい)。

4:他にも赤血球の変形能が増し、毛細血管で血栓ができにくくなる作用などもある。

5:HMG-CoA還元酵素阻害剤(スタチン系薬剤)とは、高脂血症治療薬の代表的なものの一つである。血中の(LDL)コレステロールを低下させる治療薬である。

効果の作用機序を説明する理論の観点

理論の論理性 (高)

 DHA・EPAの生理作用については語句説明にて述べたようによく知られている。端的に述べると、血液凝固を防ぎ血栓ができにくくなるという効果である。
 血栓症――つまり、凝固した血液のために血管が詰まると心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす恐れがあるため、主にEPAを摂取することによりその予防効果が期待されている。作用機序と効果の関係において無理のない理論であるといえる。
 また、このような生理作用を簡潔にしたものとして「血液がサラサラ」というコピーが広まることにも一応頷けるのだが(現にその通りである)、一方で、少々話を端折りすぎているようにも見受けられ、そういう意味での疑問を投げかけることはできるだろう。「血栓ができにくくなること」と「血液がサラサラであることが良いこと」は“意味的に”微妙にニュアンスに違いがあり⁶、DHA・EPAには血液を“固まらせにくくする”作用があるとしたほうがより精確だといえる。
 他方、特にDHAの効果として「頭がよくなる」といった言説が謳われている。その根拠としてDHAにはアルツハイマーや認知症、物忘れ、うつ病への効果がある⁷との研究が切り取られて伝わっていることが推察されるが、現在のところそれらへの医学的なエビデンスは乏しく、認知症などへの効果は認められていない。

6:これはつまり、「血液サラサラ」が必ずしも良いことばかりだとは限らないという意味である(このことは「応用性」の項目にて詳述する)。

7:少なくとも「うつ病」において、EPA剤が処方されることは一般的ではない。

理論の体系性 (高)

 DHA・EPAの作用機序の多くは明らかになっており、少なくとも血栓への予防効果、すなわち心筋梗塞や脳梗塞への予防医学という意味において矛盾した説明ではない(14)。これらの血液凝固が主要因となっている疾患についての食事療法として、EPAの適度な摂取は奨励されており、後述する疫学的知見と合致した説明となっている。
 一方、「頭がよくなる」との言説には疑問符が付く。そもそもこの説は、1985年にイギリスのクロフォード博士によって「魚を多く食べる日本人の子供は、肉食中心の欧米の子供より平均的に知能指数が高い」(11)との発表によって火が付いたという経緯がある。しかし、その後の研究において知能指数説については否定的な見解に落ち着いており、また、DHA・EPAの生理作用と「頭のよさ」について接続性のある説明もみられない。
 他に、アルツハイマーや認知症などへの効果についても研究が行われているが、それを説明する理論がないのが現状である。

理論の普遍性 (中)

 少なくとも心筋梗塞や脳梗塞の“予備軍”とされている人や、高脂血症への治療・予防効果については期待できる(12)。特に心筋梗塞については日本人の3大疾患とされるほどの威力を誇っており、民間の死亡保険の目安などにもなっている(13)。
 そういう意味で、普遍性を高く取れる面もあるが、一方で生活習慣から発症するケースも多く(14)、“万人が、DHA・EPAの摂取量を常に気にしなければならないのか”と問われると疑問も残る。

実証的効果を示すデータの観点

データの再現性 (高)

 DHA・EPAの生理作用については多くの実験において確かめられており、医薬品となっている「エパデール」「ロトリガ」についてはヒトでの試験で有効性が示されている(9)(15)。「動脈の弾力性保持作用」「血清脂質改善作用」「血小板凝集抑制作用」などについては基本的に期待される効果が得られると考えてよいだろう。

データの客観性 (高)

 (DHA)・EPAについて初めて注目された研究は1960~1970年代において行われた、グリーンランドのイヌイットを対象とした疫学研究だった(詳細については「歴史性」の項目で述べる)。
 そこから脂肪酸について注目が集まり、世界中で多くの研究、そして日本においても大規模で信頼のおける研究が行われた。代表的なものを以下に紹介する[(15)より、一部表現・文体を変えて引用]。

・千葉県で行われた疫学調査……沿岸漁業地域と内陸部の都市近郊農業地域において、3年間にわたる疫学調査が行われた。漁業地域と農業地域における魚の摂取量が比較検討されたところ、1日平均魚介類摂取量およびEPA摂取量は漁業地域において明らかに高値だった。また、1977年から1980年の漁業地域(対象地区を包括する勝浦市)および近郊農業地域(対象地区を包括する柏市)における虚血性心疾患、脳血管障害の訂正死亡率を比較検討した。その結果、両疾患による死亡率はともに漁業地域において近郊農業地域と比較して低い傾向が認められた。  

・京都府で行われた疫学調査(久美浜Study)……漁業地域、農業地域、商業地域において、4年間にわたり疫学調査が行われた。健康診断受診者、通院患者における心血管疾患発症について比較検討したところ、商業地域、農業地域に比べて漁業地域では、負荷心電図陽性率、狭心症発症率が有意に低く、心筋梗塞発症率も少ないという結果が得られた。食事の調査では、漁業地域では商業地域、農業地域と比較して有意に肉の摂取が少なく魚の摂取が多いという結果が得られた。また、血液中のEPAを比較したところ、漁業地域では商業地域、農業地域より有意にEPAが高いという結果が得られた。

これらのほかにも無作為化比較対照試験やメタ分析をはじめとした厳密な研究が行われており(16)、客観性を評価するのに十分なデータといえる。ただし、うつ病や認知症などへの効果については肯定的なものと否定的なものが混在している状況である。

データと理論の双方からの観点

データ収集の理論的妥当性 (高)

 前述のグリーンランドでの疫学調査以来、DHA・EPAの血栓予防作用、及び(LDL)コレステロール低下作用については、無作為化比較対照試験や二重盲検法による臨床試験が多く行われてきており、成果も出ている。他にも血中濃度にて薬物動態を調査、検証したりと、極めて精度の高い研究が報告されている。

理論によるデータ予測性 (中)

 現在、DHA・EPAにおける最大の争点は、その摂取量である。たとえば、DHA・EPAを医薬品として捉える場合、高脂血症などの治療において「ロトリガ」では最大4g/日、「エパデール」では最大2700mg/日の投与が認められている(症状によって投与量には差がある)。他には、FDA(米国食品医薬品局)がサプリメントなどの健康食品から摂取する場合、1日最大2gを限度としたり、JHFA(日本健康・栄養協会)では1日0.75gを目安量としているなど、一致した見解に至っていない。
 年齢や性別、体格差などの要因により個人の代謝には差があるため、摂取量に違いがあるほうが“普通”であるともいえるが、どういう人が、どれくらい摂取して、どの程度の効果が得られるのかということを厳密に評価するためには、今後の研究が待たれる。
 ちなみに、n-6系列脂肪酸(植物性油など)とn-3系列脂肪酸(DHA・EPAなど)の摂取比率4:1が適切であるとされており(「日本人の栄養所要量」厚生労働省 第5答申 2000年)、この点においては、これまでの研究成果から概ね一致した見解が得られている。

社会的観点

社会での公共性 (中)

 医薬品としてのDHA・EPAは一定の管理下にあるといってよい。少なくとも日本では、基本的には医師の処方が必要であるため⁸、用法・用量等について消費者が過度に気を配る必要はない。
 ただし、いわゆる健康食品(サプリメントや機能性表示食品)については基本的に消費者個人の裁量に任されているため、個々のリテラシーが必要とされる。たとえば、機能性表示食品として認可されている商品やサプリメント(17)は、品質や費用対効果の面において疑問が残る。また、前述のような安全性(1日当たりの摂取量など)という面においても二次情報、三次情報を信頼性の担保としていることが見受けられる(18)。
 公共性においては、今後、特に品質や用量などの知識の需要/供給関係の健全な構築によって再評価されるところである。

8:ただし、2012年より「エパデール」がOTC医薬品(一般医薬品)として認可・販売されているため、以前よりも入手が容易になっている。特に「エパデール」関連は、生活習慣病領域では初のスイッチOTC(有効成分が医療用医薬品から一般医薬品に使用可能になったものを指す)であったため、注目を集めた。しかし2014年、日水製薬の「エパアルテ」は、販路の確保や使用調査の登録実施困難を理由として販売中止となっている。

議論の歴史性 (高)

 データの再現性の項目にて少々述べたが、そもそもDHA・EPAの効果に注目が集まったのは、グリーンランドのイヌイットたちにおける疫学調査によってであった。
 1960~1970年代、ダイアベルグ(Dyerberg)らはグリーンランド北西部において、イヌイットとデンマーク人を比較した8年間に及ぶ疫学調査を行った。その結果、グリーンランドイヌイットは急性心筋梗塞の発症がデンマーク人に比べて10分の1以下であることがわかった。しかし両者はともに高脂肪食であるにもかかわらず、イヌイットの方が極端に心筋梗塞への罹患率が低いという疑問が残った。
 ダイアベルグらはイヌイットの食生活――彼らの主食であるアザラシ――にその要因があると考え、イヌイット、デンマークに移住したイヌイット、デンマーク白人の三グループに分けて、血中における脂肪酸組成を細かく分析した。血液中におけるEPAに特異な差があることを突き止め、それが心筋梗塞を予防しているのではないかと結論付けた。
 この発表は世界中に広がり、その後多くの研究が行われた。DHAと知能指数の関係など、効果や作用の範囲については紆余曲折を経たが、実証主義的(や医学的)手続きに則って現在に至った 。
 DHA・EPAでは非常に精密な議論が行われてきたと総括でき、現在でも暗黙の前提をも吟味し、検証していると評価できる。

社会への応用性 (中)

 現在日本では、医薬品以外の(いわゆる健康食品などの)DHA・EPAは比較的入手しやすい状況にあり、ほとんど誰でも容易に使用できる。薬理効果として、抗血栓作用、血中脂質低下(コレステロール、中性脂肪)などは期待できる。少なくとも「血液サラサラ」については(曲解されている部分があるにしろ)、効果は確かめられている。
 しかし一方で、現在応用されている技術(商品)には留意すべき点もいくつかある。①純度の問題、②「血液サラサラ」の副次的効果、③鮮度の問題、④費用対効果、⑤過度な効果の主張、などである。以下でその要点を述べる。

①純度の問題……医薬品で用いられているDHA・EPAは非常に高純度(純度90%以上)のものであり、品質に関してよく管理されている。一方、いわゆる健康食品(サプリメントや機能性表示食品など)で使われているDHA・EPAでは、商業目的が先行していることもあり“質”の面での批判・指摘はできるだろう。

②「血液サラサラ」の副次的効果……「血液がサラサラ」というコピーは今や金科玉条のように語られることが多いが、そこには当然デメリットもある。DHA・EPAには抗血栓作用、血液凝固抑制作用があるため、“出血した場合、それをさらに助長する恐れがある”。そのため医薬品においては出血する危険性がある患者に対しては禁忌とされ、投与されることはない。

③鮮度の問題……DHA・EPAは酸化しやすい性質をもっているため、摂取する場合、鮮度が非常に重要になってくる。魚などから摂る場合、干物としても摂取可能であるが、それ以上に新鮮であることに留意しなければならない。いわゆる健康食品(サプリメントや機能性表示食品)の場合、この問題についても言及されている(19)。

④費用対効果……たとえば、まぐろには70gあたりDHA/201mg、EPA/90gが含まれているが、サプリメントの多くの含有量はこれよりもかなり低い。他にも、さば70gあたりにはDHA/166mg、EPA/120mgと、豊富な量が含まれており、いわゆる健康食品との選択を考える場合、このような側面にも目を向けることは重要だろう。

⑤過度な主張……現在のところ、よく謳われている「頭がよくなる」との主張の根拠は希薄である。また、同様の論理から説明される認知症、うつ病、アルツハイマーなどへの治療・予防に関しても確たる再現性は確かめられていない。  

 日本人の食生活において魚不足(DHA・EPAが多く含まれている)が深刻であるとの見解もあるが(19)、反対に、そういったことを過度に気にせず、普段の食生活だけで十分であるとの指摘もある(20)。 以上のように問題点や批判もあるものの、全体的には評価できる部分は多い。

総評 発展途上の科学~科学

 DHA・EPAは、その発端から現在までにおいて、ほとんど順調に科学的手続きを踏んで成立してきたことが見受けられる。ダイアベルグらの実験には手続き上の批判もあったものの、その後の疫学調査や臨床試験などによってDHA・EPAの効果はよく説明されてきたといえるだろう。
 中枢神経への作用など、作用機序に関してまだ完全解明されていないのではないか、といったさらなる発展性をもうかがわせる意見もあるが、ひとまずの効果――血栓予防など――は“科学”されているといってよい。
 また、DHA・EPAに俗にいう「血液サラサラ」効果があるとしても、適量摂取という考え方はやはり求められるべきだろう。 これらを“上手に使う”という視座を常に意識することが、“科学”に振り回されないマインドを磨くことに繋がると思われる。

参考文献:


(1)『海から生まれた毒と薬』 Anthony T.Tu・比嘉辰雄
(2)『AA,EPA,DHA-高度不飽和脂肪酸』 鹿山光/編
(3)『サプリメント・機能性食品の科学』 近藤和雄・佐竹元吉
(4)『食べものが効く!』 田村哲彦
(5)『おさかな栄養学』 鈴木たね子・大野智子
(6)『治療薬ハンドブック 2015』 高久史麿/編
(7)『慢性疾患薬物療法のツボ 脂質異常症 [第2版]』 寺本民生/編集
(8)『脂肪酸栄養の現代的視点』 五十嵐侑・菅野道廣/責任編集
(9) https://www.takedamed.com/hpdr/rootDir/medicine/medicineDetail.jsp?MEDICINE_CODE=152 「ロトリガ」 武田薬品工業株式会社
(10)『医薬品の範囲基準ガイドブック 第5版』 薬事監視研究会/監修
(11)『健康食品 ウソとホントの見分け方』 NACS東日本支部食部会
(12)『高脂血症 診療ガイド 第2版』 村勢敏郎
(13) http://www.aflac.co.jp/syushin/sandai/ 「死亡保険」 Aflac
(14) http://www.seikatsusyukanbyo.com/guide/04.php 「心筋梗塞」 日本生活習慣病予防学会
(15)http://www.mochida.co.jp/dis/medicaldomain/circulatory/epadel/ayumi/index.html 「エパデール」 持田製薬
(16) http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail31.html 「EPA」 国立健康・栄養研究所 健康食品の素材安全データベース
(17) http://www.caa.go.jp/foods/pdf/A39-ippan.pdf 「ディアナチュラゴールド EPA&DHA」 消費者庁 機能性表示食品 一般向け情報
(18) http://www.caa.go.jp/foods/pdf/A39-anzen.pdf 「ディアナチュラゴールド EPA&DHA」 消費者庁 機能性表示食品 安全性情報
(19)「EPAの使い方」 久米典昭 ドクターサロン57巻 6月号 (5.2013)
(20)『何を食べたらよいのか』 日本農芸化学会/編

関連文献:


『ハリソン内科学 第3版』 福井次矢・黒川清/日本語編集
『専門医が教えるコレステロールと中性脂肪の基礎知識』 藤山順豊/監修
『脂肪酸と健康・生活・環境』 彼谷邦光
『スーパー図解 狭心症・心筋梗塞』 川名正敏 
『いわゆる健康食品・サプリメントによる健康被害 症例集』 日本医師会
『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』 日本精神神経学会
『いわし EPA、DHAで話題の青み魚に迫る』 鈴木平光
『誰も知らないサプリメントの真実』 高田明和
『かつお節―その伝統からEPA・DHAまで―』 和田俊
『だからイワシは体にいい!』 和田俊

情報提供、コメント、質問を歓迎します。

(最終更新日時2017年6月14日)

投稿

投稿&回答

お伺いしたいのですが…
オメガ6とオメガ3の比率についての文献として、厚生労働省の資料があげられていますが、厚生労働省の資料から、見つけ出すことが出来ないため、具体的にどこに載っているのか御教授下さいますか? (投稿者:なす,投稿日時:2017/07/17 13:53:51)

ご投稿ありがとうございます。オンライン上ですと、旧厚生省サイトの議事録にて記載されています。下記のリンクをご参照ください。
http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s9906/s0628-1_11.html (回答日時:2017/07/18 14:00:17)

EPA・DHAのページを拝見させていただきました。
そこでご質問させていただきます。

記事内に
1:人体内で合成できない必須脂肪酸。DHAやEPAはその前駆体であるα-リノレン酸によって変換される。
と記載がありますが、

ここで人体内で合成出来ない必須脂肪酸は何を指しているのでしょうか?
・EPA・DHAが人体内で合成出来ない必須脂肪酸。
・多価不飽和脂肪酸が人体内で合成出来ない必須脂肪酸。
どちらに該当した記載なのでしょうか?

αリノレン酸から合成しEPA・EPAが生成する為に
『EPA・DHAが体内で作ることが出来ない栄養素』
こちらの表現は間違いなのでしょうか? (投稿者:とも,投稿日時:2017/07/09 16:01:39)

ご投稿ありがとうございます。
>αリノレン酸から合成しEPA・EPAが生成する為に
『EPA・DHAが体内で作ることが出来ない栄養素』
こちらの表現は間違いなのでしょうか?
――ご指摘の通りですね。単純に「対応する酵素がないためオメガ3脂肪酸は生合成できない」という意味で用いていましたがやや不精確でした(前の部分のご指摘については「多価不飽和脂肪酸が人体内で合成出来ない」のほうになります)。当該箇所を削除させていただきます。 (回答日時:2017/07/10 21:36:35)

>少なくとも「うつ病」において、EPA剤が処方されることは一般的ではない(22)。

この文献22はDSM-5ということですが、上記文はこれに依拠しているようです。
基本的なこととして、DSMは診断の書であり治療の書ではないです。
DSMに目を通したことがあればこの記述はおかしいのではと簡単に思い浮かびます。
DSM-5の何ページを参照すれば、うつ病の治療についての一般的な方法が書いてあるでしょうか?
詳細を求めます。

あとは以下の部分が、医学的な言及を行うにはあまりにも
古い書籍や『かつお節』などの一般書が混じっており、
人での研究が行われている領域において
現行の科学が反映されておらず、調査不足により記述が非科学的です。
>他に、アルツハイマー、アトピー性皮膚炎、うつ病などについて有用だとされる研究もあるものの、
>多くは主に動物実験によるものであり、
>再現性について高く評価できるほどのものではない(2)(11)(20)。
(2)鹿山光/編 『AA,EPA,DHA-高度不飽和脂肪酸』 恒星社厚生閣 1995年
(11)高田明和 『誰も知らないサプリメントの真実』 朝日新聞出版 2009年
(20)和田俊 『かつお節―その伝統からEPA・DHAまで―』 幸書房 1999年 (投稿者:mim,投稿日時:2017/06/14 11:49:40)

ご投稿ありがとうございます。
>この文献22はDSM-5ということですが、上記文はこれに依拠しているようです。
基本的なこととして、DSMは診断の書であり治療の書ではないです。
DSMに目を通したことがあればこの記述はおかしいのではと簡単に思い浮かびます
>あとは以下の部分が、医学的な言及を行うにはあまりにも
古い書籍や『かつお節』などの一般書が混じっており、
人での研究が行われている領域において
現行の科学が反映されておらず、調査不足により記述が非科学的です。
――引用文献についてのご指摘ですね。確認の後、訂正いたします。ありがとうございます。
【追記】
ご指摘の内容を検討し、改訂しました。
まず、「アルツハイマー、アトピー性皮膚炎、うつ病などについて有用だとされる研究もあるものの、多くは主に動物実験によるものであり、再現性について高く評価できるほどのものではない(2)(11)(20)。」の一文は削除しました。再現性は(高)としており、この一文の必要性がないためです。
また、ご指摘のDSMですが、おっしゃる通り引用が間違っていました。改めて引用部分全体を見直します。ありがとうございます。 (回答日時:2017/06/14 13:11:55)

エパデールか、ロトリガのどちらが適しているかわからず、教えてください 症状は、脳のMRIで、アミロイドらしき白色が年齢より、少し多く、加えて 期外収縮の不整脈があります HD/LDは、約1~1.5です。祖母、母が脳梗塞で亡くなっています。ロトリガは、不純物が入ってたり、LD値を上げる副作用がある、エパデールには、DHA が、入ってないしどちらが適しているかわからず、困ってます、ドクターもはっきりしなくて どうぞ教えてください よろしくお願いいたします.60才.女

(投稿者:ポコ,投稿日時:2016/11/20 14:16:27)

ポコ様
ご投稿ありがとうございます。
ご質問ですが、エパデールとロトリガでは単純にどちらが「よい」とはいえないと思われます。今のところ、エパデールとロトリガの効果を比較した研究はないようです。月並みですが、ご自身の症状に合ったものを見つけるのがよいかと……(副作用の表れ方は個人によって異なりますし)。
コメントから察するに、たとえば問題が、医師とのコミュニケーション不足だとすれば、「セカンドオピニオン」を聞くのも一つの手段かもしれません。
(回答日時:2016/11/24 16:28:16)

動脈硬化のリスク低減のため、医師に処方され「ブラビックス錠」を飲んでいた。

それに加え、EPA+DHAのサプリを飲み始めたところ鼻血が出始め止まらなくなった。調べたら、二重摂取は禁忌と云うことが分かった。

ここで、薬に頼るかサプリに頼るかの選択を迫られることとなった。医師に相談すれば「薬をやめるな。サプリをやめろ」と云われるに決まっているので、自己責任で選択せざるを得なくなった。

個人的には当然副作用の少ないEPA+DHAのサプリを選択したい。色々調べたが、このような現実的課題に回答するものはなかった。これは個人の条件の違い、責任回避も当然あるだろう。

そこでサプリの効果、用法によるデメッリット・注意点、作用機序など徹底的に研究した。その上で自己責任で究極の選択に結論を持った。今のところ効果と副作用を両にらみすれば、こと血小板抑制については、サプリが薬に劣るとは考えられない。それほどサプリの改善ぶりは目覚ましい。

勿論、万が一結果が悪ければ薬に戻すことはやぶさかでない。 (投稿者:りょうた,投稿日時:2016/03/31 20:35:58)

(回答日時:2016/04/06 21:49:50)

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      ※投稿された記事やコメントは運用管理者が承認した後、掲載されます。

「EPA」
国立健康・栄養研究所 健康食品の素材安全データベース
「心筋梗塞」
日本生活習慣病予防学会
「エパデール」
持田製薬
「ロトリガ」
武田薬品工業株式会社
「ディアナチュラゴールド EPA&DHA」
消費者庁 機能性表示食品 一般向け情報
「ディアナチュラゴールド EPA&DHA」
消費者庁 機能性表示食品 安全性情報
「エパデールT EPAについて」
大正製薬
日本OTC医薬品協会
「スイッチOTC薬の考えかた」
厚生労働省
「スイッチOTC薬」
日本薬学会
「エパアルテ」
日水製薬