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グルコサミン

言説の一般的概念や通念の説明

語句説明

ルコサミンとは糖の一種で、グルコースにアミノ基(-NH2)が付いたアミノ糖である。動物の皮膚や軟骨、甲骨類の殻、キノコ類などに多く含まれている。俗に「関節の動きをなめらかにする」「関節の痛みを改善する」などと主張される[1]。本評定では、グルコサミンの健康効果としてよく謳われる「変形性関節症(膝、股関節など)」への治療効果を中心的に扱う。

  変形性関節症とは、膝や股関節の軟骨が加重の衝撃を支えられなくなったために起きる、痛みや腫れをともなう疾患である[2]。加齢とともに発病率が上がることが知られており、日本国内における患者数は1000万人とも推定される。痛みが生じやすい関節とそうでない関節があり、これはヒトの進化論的な経緯に由来すると考察されている[3]。サプリメントなどを用いてグルコサミンを経口摂取することによって、この変形性関節症の予防・治療ができるという旨の主張がよくなされる。

  本評定では、近5年(2013年~2018年)に出版されたグルコサミン摂取による変形性関節症への効果についてのメタ分析研究7件(システマティックレビュー含む)のデータを主に参考にしながら評価する。メタ分析研究についてはこちらのページを参照されたい。
  簡単な結論のみ先に触れると、グルコサミンによる変形性関節症への治療効果はほとんど期待できない。メタ分析の結果、「効果があった」とする研究においてもごく限定的な効果であることが示されている。また、研究結果の傾向から出版バイアス注1)が指摘されている。


注1)出版バイアスとは平易には、肯定的なデータばかりが出されることによって、見かけ上の効果が出てしまうことをいう。「お蔵入り効果」とも呼ばれる。詳細はこちらのページを参照されたい。

目次:

1.飲んだものがそのまま行き渡るわけではない
理論の観点:論理性(低)~(中) 体系性(低) 普遍性(低)

2.出版バイアスの影響が……
データの観点:再現性(低) 客観性(低)~(中)

3.評価手法に疑問あり
理論とデータの観点:妥当性(低)~(中) 予測性(低)

4.特定の会社のグルコサミンのみよく効く?
社会的観点:公共性(低) 歴史性(低)~(中) 応用性(低)

総評:疑似科学



理論の観点:

論理性(低)~(中)

  変形性関節症に対して、原理的にはたとえば、膝関節などにヒアルロン酸(グルコサミンが含まれる)を直接注射すれば一過性の効果は期待できるかもしれない[4]。一方、それを食べることで実現しようというのは別問題である。食べた物質がそのまま体中に行き渡るような構造に、人体はなっていないからである。これは、毒が体中に広がるのを防ぐ仕組みでもある。   

  一般的に、ヒトは一日に300~400グラムのブドウ糖(グルコサミンはブドウ糖の誘導体である)を摂取する。一方、サプリメントなどに含まれるグルコサミン含有量は1~2グラム程度である。微々たる量をいくら摂取しようと、それが広く体内に輸送されたのち、膝や股関節で十分な量のグルコサミンを確保できるか疑問である。

体系性(低)

  ある物質を摂取したのち体内にそれがそのまま反映されるのはビタミン類などのごく一部の成分における仕組みに過ぎない。タンパク質やブドウ糖は消化吸収されたのちに身体全体に必要な各物質に再生成されるため、グルコサミンを大量に摂取したからといってそれがそのままヒト体内の必要部位(症状が現れている部分)に対して再生成されるとは考えにくい。体内でのグルコサミン生成過程が希望的観測に基づいており、不明瞭な点が多い。よって、既存の別の理論と整合的な主張になっていない。

普遍性(低)

  60歳以上の米国人で変形性膝関節症を発症している人はおよそ12%であり、30歳以上では6%とのデータがある[3]。そのため、仮に治療効果があるとすれば、普遍性の高い理論である。しかし、たとえば、60歳の患者と30歳の患者とどのように効き方が違うのか、あるいは同じなのか、といった詳細は理論化されていない。現状の研究データは治療効果を示しておらず、普遍性を装っているといえる。



データの観点:

再現性(低)

  ここでは、グルコサミンによる変形性関節症への有効性として研究されているメタ分析(システマティックレビュー含む)の結果に基づいて評定する。医学・生物学分野に強い文献の検索エンジンであるPubMedを用いて調査したところ、近5年(2013年~2018年)の間に出版されたメタ分析研究は以下の7件であった(表1)。

表1 グルコサミン摂取による変形性関節症への治療効果に関するメタ分析研究(近5年、発行年順)

文献情報 主な研究内容 結果
(Wu, et al. 2013)[5] グルコサミン塩酸塩の摂取は変形性関節症の痛み軽減をもたらさないと結論。長期間摂取でも同様の結果が示唆されると結論。 効果なし
(Eriksen, et al. 2014)[6] 合計25件の研究からグルコサミン摂取による痛み軽減効果のデータが得られた。しかし、漏斗(じょうご)プロットの結果から、Rottapharm/Madaus製を用いたグルコサミン研究によって出版バイアスによる影響が強く懸念されると結論。 効果なし
(出版バイアスによる疑似効果)
(Kongtharvonskul et al. 2015)[7] RCT研究を基にWOMAC、VASスコアなどをメタ分析。グルコサミン摂取によって統計的に有意なVASスコア改善がみられたが、他の指標では改善はみられていない。 限定的に効果あり
(Singh, et al. 2015)[8] コクラン共同計画による研究レビュー。主にコンドロイチンによる効果を中心として分析(一部グルコサミンとの併用)。研究の質は低いが、グルコサミン+コンドロイチンの併用によって、変形性関節症への短期的な痛み軽減効果がみられたと結論。 限定的に効果あり
(Zeng, et al. 2015)[9] グルコサミンとコンドロイチンによる変形性関節症への有効性をメタ分析。プラセボ群と比較して、わずかに治療効果がみられたと結論。 限定的に効果あり
(Harrison-Munoz, et al. 2017)[10] これまでに出版された11件のシステマティックレビューと35件のRCTの結果から、グルコサミン摂取による変形性関節症への治療効果はみられない。また、研究の質の問題により、非常に科学的根拠が低いと結論。 効果なし
(Runhaar, et al. 2017)[11] 合計21件のRCT研究を対象にメタ分析。変形性関節症における痛みの評価指標であるWOMACを評価した結果、グルコサミンはプラセボ群と比較して、短期間(効果量-0.03[-0.15, 0.09])、長期間(効果量-0.04[-0.19, 0.10])ともに治療効果がないと結論。 効果なし

  これらの研究における対象は、変形性膝関節症が最も多く、股関節や肘への症状を対象としたものは少なかった。

  研究結果をまとめると、グルコサミン摂取による変形性関節症への治療効果はないか、仮にあったとしてもかなり限定的でわずかな効果であるといえる。一方、(Kongtharvonskul et al. 2015)など一部の研究では、痛みの視覚的評価スケールであるVASスコア注2) に有意な改善があったとしており、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)と同程度の改善効果であるとしている。

  ただし、この研究も含めた問題として、変形性関節症(膝、股関節)の程度を評価するWOMACスコアについては基本的に改善効果がないことが指摘できる。他のメタ分析でも同様の結果が示唆されているため、「効果がない」とする研究の一貫性は高いといえる。加えて、効果ありとの研究はグルコサミン+コンドロイチンによる効果であり、グルコサミン単独での結果は芳しくないようである。なお、コンドロイチンの効果については別途調査中である(2018.7.10時点)。


注2)VAS(Visual Analog Scale)とWOMAC(Western Ontario and McMasters Osteoarthritis Index)についての詳細は「妥当性」の項目にて述べている。

客観性(低)~(中)

  グルコサミンの健康効果(変形性関節症)に関して調査すると、2018年までに出版されたメタ分析研究として合計18件該当する。うち多くは「効果なし」とする結果であるが、メタ分析が行われているという点においては評価できる。たとえば、水素水(0件)やマイナスイオン(2件)と比較して「まだマシ」とはいえるだろう(両者とも2018年6月時点)。

  しかし(Eriksen, et al. 2014)にあるように、グルコサミンの効果研究では出版バイアス(お蔵入り効果)による影響が懸念されている。また、スポンサー付き研究では改善効果がよくみられ、そうでない研究では治療効果は高くないようである。
  特に、Rottapharm/Madaus製のグルコサミンを用いた研究では顕著な治療効果が報告されているが、これには出版バイアスがかなり大きく影響している。Rottapharm/Madaus(ロッタファーム・マダウス)社はイタリアを本拠地とする製薬会社である。

  このように、「効果がある」とする研究において利害関係の疑われるものが多数あることが明らかになっており、客観性を高く評価できない。なお、評価指標として用いられるVASスコアは客観性が低い疑いがあるが、その点については次項で触れる。



理論とデータの観点:

妥当性(低)~(中)

  グルコサミンの健康効果研究では、VASやWOMACといった指標がよく用いられる。VASは痛みの視覚的な評価スケールである。これは、長さ10cmの一直線を用意し、その左端を「痛みなし」、右端を「想像できる最大の痛み」として、現在の痛みがどの程度かを患者が自己評価する視覚的なスケールである[12]。一方WOMACは、質問形式で変形性関節症の程度(痛み、病態など)を評価する尺度である[13]。「階段を上る」「簡単な家事」などの事項を得点化することによって評価する。

  治療効果という文脈においては両者とも「痛みを測る」という共通概念を有しているが、これまでのメタ分析研究の結果からは、グルコサミンについて一貫した治療効果は出ていない。いくつかの研究でVASスコアに統計的に有意な改善がみられているが一貫したものではなく、また、盲検法を採用しているかどうか不明な研究も実際にある。WOMACスコアについては基本的に否定的な結果である。こうした結果より、妥当性は(低)~(中)評価とする。

  ただし、このように研究結果がバラつくのは、そもそも「痛み」という主観性をともなう状態を評価しにくいことに起因していると思われる。客観的で妥当なデータ収集が難しい対象であるため、概念的枠組みの設定がかなり困難なのである。グルコサミンの事例は、究明対象における研究デザイン(評価指標や分析方法)の見極めの重要性を表しているともいえるだろう。

予測性(低)

  変形性関節症のリスク因子には主に、加齢、肥満、遺伝、外傷、職業的な要因などがある[3]。たとえばグルコサミン摂取によって関節症への予防効果を目指すのであれば、こうした対象に対して条件を細かく設定したうえで追跡調査実験を行う必要がある。

  実際、サプリメントで販売されている製品の謳い文句では「今後の健康のために」といった主旨の宣伝がよく目立つ。しかし、これまでのところ、グルコサミン摂取による予防効果を示したメタ分析研究は出版されておらず、効果が確認されているとはいえない。

  また、治療効果という意味においても、いくつかのメタ分析では、グルコサミンによる治療期間別に評価しているが、「短期間」「長期間」といった大雑把な括りですら肯定的な結果は出ておらず、どのような場合にどの程度グルコサミンが有効であるかという理解に至ることができない。



社会的観点:

公共性(低)

  日本において、たとえばグルコサミン塩酸塩は、国の「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質」として指定されている[14]。これは食薬区分において、医薬品的効果を謳わなければ食品衛生法の管理下に置かれるという意味である。   

  逆に「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」にカテゴライズされているものは、いわゆる健康食品として使用できない(こちらは「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」の規制の対象となる)。より厳格な医薬品医療機器等法に抵触しその規制を受けてしまうため、「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質」に区分されているものにおいて、その効果について強い主張は行いにくいはずである。   

  しかし、これはグルコサミンに限らないことではあるが、以上の事実を逆手に取り、サプリメントとして広く流布されることを肯定するかのような主張がよく見られる。主にマスメディアを利用した宣伝戦略に顕著であり、こうした実態が一般市民に正しい知識を習得する機会を失わせる要因ともなっている。   

  グルコサミンに関していうと、Rottapharm/Madaus社製のグルコサミンを用いた研究では肯定的な効果が出て、それ以外の研究では出ないといったメタ分析の結果がこの問題を端的に表している。研究不正とまではいえず、事実、こうした研究も論文撤回などにはなっていないが、データの質の面から問題が指摘できる。

歴史性(低)~(中)

  確認できる中で、グルコサミン摂取による治療効果のRCT研究で最も古いものは1980年に出版された研究である[15]。一方、(日本)社会的には、健康食品のテレビCMが人気を博したことで、どちらかというと無批判なまま受け入れられてしまった感がある。特に、機能性表示食品制度開始以降、こうした問題は顕在化しているようである。
  ネットメディアを中心に、科学研究を引用しつつグルコサミン効果に懐疑的な記事も最近ではいくつか出ているものの[16]、社会的に十分な議論とその理解に至っているとは未だ言い難いのが現状である。

応用性(低)

  変形性関節症の治療は薬物療法のほかに、非薬物療法や運動療法、ときに鍼などの代替療法が選択されることがある[3]。変形性関節症は機械的に進行する疾患であるため、疼痛間接に対する負荷を変えるか、関節保護組織の機能改善が目指されるのである。どれも画一的な治療法とはいえず、複数の治療を組み合わせて全体の改善を目指すのが一般的のようである。特に、薬物療法として用いられるNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)にはやや強い副作用が高確率で現れるため、服用で得られる効果と副作用とを十分に考える必要がある注3)。こうした意味で、グルコサミン摂取に期待する考え方にも一定の理解はできる。

  しかし、再現性の項目にあるように、グルコサミン摂取による治療効果はないか、あったとしても非常に小さい効果である。「痛み」には自己の主観介入が避けられえないため、多少の心理的な作用は期待できるかもしれないが、変形性関節症の治療としてあえてグルコサミンを選択する理由はほとんどないだろう。


注3)反面、非ステロイド性抗炎症薬にはかなりの鎮痛効果があり、ほかの方法ではまったく改善がみられなかった患者が、劇的に痛みが軽減することがよくある。



総評:

疑似科学

タ分析の結果から、グルコサミンによる変形性関節症への治療効果は期待できないと判断できる。痛みに関する一部のスコア改善はみられるものの一貫した結果ではなく、別の指標ではほぼ一貫して改善効果がみられていない。関節症への対策としてグルコサミンを摂取する意義はないだろう。

  また、メタ分析の結果、出版バイアスの影響が強く疑われることが明らかとなっている。グルコサミン研究では一部の製品を用いた場合にのみ肯定的な結果が出る傾向にあり、データの信用性といった意味の問題も指摘できる。商品販売を前提化したうえでの研究成果といった問題の構図が見いだせる事例といえる。

参考文献:

  • [1]国立健康栄養研究所(https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail24.html)
  • [2]整形外科治療専門情報サイト(http://www.jinko-kansetsu.com/pain/knee/oa.html)
  • [3]David T. Felson著/安田義、羽生忠正訳(2009)「変形性関節症」『ハリソン内科学第3版』メディカル・サイエンス・インターナショナル,2229-2237.
  • [4]楊鴻生、松田泰彦他(2006)「変形性膝関節症における膝関節内注射による QOL評価」『臨床リウマチ』18,pp.175-180.
  • [5]Wu D, et al. (2013). Efficacies of different preparations of glucosamine for the treatment of osteoarthritis: a meta-analysis of randomised, double-blind, placebo-controlled trials., Int J Clin Pract., 67(6):585-94.
  • [6]Eriksen P, et al. (2014). Risk of bias and brand explain the observed inconsistency in trials on glucosamine for symptomatic relief of osteoarthritis: a meta-analysis of placebo-controlled trials., Arthritis Care Res., 66(12):1844-55.
  • [7]Kongtharvonskul et al. (2015). Efficacy and safety of glucosamine, diacerein, and NSAIDs in osteoarthritis knee: a systematic review and network meta-analysis., European Journal of Medical Research., 20:24.
  • [8]Singh JA, et al. (2015). Chondroitin for osteoarthritis., Cochrane Database Syst Rev., 28;1:CD005614.
  • [9]Zeng, C. et al. (2015). Effectiveness and safety of Glucosamine, chondroitin, the two in combination, or celecoxib in the treatment of osteoarthritis of the knee., Scientific Reports., 5, 16827.
  • [10]Harrison-Munoz S, et al. (2017). Is glucosamine effective for osteoarthritis?, Medwave 17:e6867.
  • [11]Runhaar J, et al. (2017). Subgroup analyses of the effectiveness of oral glucosamine for knee and hip osteoarthritis: a systematic review and individual patient data meta-analysis from the OA trial bank., Ann Rheum Dis., 76:1862-1869.
  • [12]日本ペインクリニック学会「痛みの基礎知識」(https://www.jspc.gr.jp/igakusei/igakusei_hyouka.html)
  • [13]日本医療機能評価機構「(旧版)変形性股関節症診療ガイドライン」(https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0063/G0000172/0026)
  • [14]厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/iyakuhin/index.html)
  • [15]Crolle G, D'Este E. (1980). Glucosamine sulphate for the management of arthrosis: a controlled clinical investigation., Curr Med Res Opin., 7(2):104-109.
  • [16]現代ビジネス(2018)「市場からグルコサミン関連のサプリが次々と消えているワケ」(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55086)
  • 情報提供、コメント、質問を歓迎します。

    (最終更新日時2018年10月5日)

    投稿

    投稿&回答

    (回答日時:2016/06/01 16:42:42)の回答に対するコメントです。
    プラセボの異常値というのは、プラセボの改善率が明らかにおかしな数字だという事です。私の主観かもしれませんが、通常プラセボの改善率が60%もあれば、プラセボ効果以上の何かが起こっていると考えられませんか?

    (回答日時:2016/06/01 16:55:08)の回答に対するコメントです。
    > こういう問題は潜在化しているようには考えられないでしょうか?
    そう考える事ができると思いますが、だから疑似科学だという結論に至るのとは違うと思います。
    > 過去に「あんち」さんへの回答における「意味」とは矛盾するのではないでしょうか?
    「あんち」さんはグルコサミンが配合されている医薬品について「医薬品承認のルートに何らかの抜け道・欠陥があるのでしょうか?」とのご質問でしたので、コンドロイチンを医薬品にする事、グルコサミンを医薬品添加物として配合する事はルール上問題が無い事をお教えしたにすぎませんので特に矛盾はないと思いますけど・・・。私の文章が下手過ぎて変な「意味」に捉えられてしまったのだったら申し訳ありません。

    (投稿者:情報提供者,投稿日時:2016/06/02 13:49:56)

    >私の主観かもしれませんが、通常プラセボの改善率が60%もあれば、プラセボ効果以上の何かが起こっていると考えられませんか?
    ーーすみませんが、よく知らないのですが、グルコサミン研究においては、通常プラセボの改善率が60%以上あれば、「プラセボの異常値である」と考えるような、何か「総意」のようなものがあるのでしょうか?

    >医薬品承認のルートに何らかの抜け道・欠陥があるのでしょうか?」とのご質問でしたので
    ーーなるほど。理解しました。
    (回答日時:2016/06/03 10:19:35)

    「社会への応用性」へのコメントです。
    前半の説明は正しい説明が分り易く説明されており素晴らしいですが、「しかし」以降の部分をもう少し丁寧に分り易く記載頂けないでしょうか?
    現状の文章を読んでの私の感想としては「事実を逆手に取り「サプリメント」として広く流布されることを肯定しているかのような」とありますが、この項目に記載されているように、事実としてグルコサミンは医薬品ではなく食品である為、逆手に取らなくてもサプリメント(=食品)として流通するもので、別に問題ないのではないでしょうか。
    宣伝戦略とそのせいでグルコサミンの知識を得る機会を逸するとしていますが、その因果関係をわかりやすく教えて頂けないでしょうか。宣伝戦略は商品を売る為の物であり、知識の提供とセットにすると薬機法に抵触する可能性が高い為、同時に行う事はなかなかできません。その為、サプリメントメーカーは如何に薬機法に抵触せずに訴求を顧客に伝えるかの工夫をしています。(サプリメント全体でみると薬機法に抵触して、効果効能を書いてしまっているのを多く見かけますが・・・)。
    また、グルコサミンの知識を得る機会を逸するとありますが、このHPの方がそれに該当するように思います。科学的根拠をほとんど示さずに否定し、示したとしてもマイナス情報ばかりをピックアップしているため、情報の偏りが多く、グルコサミンについて正しい知識を得る機会を逸しています。こういったHPこそ、否定的な情報も肯定的な情報も全てオープンにする事が大事だと思います。 (投稿者:情報提供者,投稿日時:2016/06/02 13:43:39)

    なるほど。そうした見方もあるかもしれませんね。
    しかし、
    >その為、サプリメントメーカーは如何に薬機法に抵触せずに訴求を顧客に伝えるかの工夫をしています
    ーーまさにこの問題を指摘しているわけでして、現在の販売の実態を「工夫」という見方をするのには、少々疑問を覚えます。 (回答日時:2016/06/03 10:26:08)

    「議論の歴史性」へのコメントです。
    日本国内では研究も流通も塩酸塩がほとんどで、誤解を生むような状況にはなっていないと思われます。それよりもグルコサミン誘導体のNアセチルグルコサミンを別物質であるグルコサミン塩酸塩と混同するような販売会社がいる事の方が問題があると思います。 (投稿者:情報提供者,投稿日時:2016/06/02 10:28:39)

    (回答日時:2016/06/03 10:16:02)

    「社会での公共性」についてご確認頂きたい事がございます。
    信頼できる団体である国立健康・栄養研究所のグルコサミンページの総合評価を見る限り、「有効性が示唆されている」となっており、HPの記述と矛盾しておりますが、ご確認頂けますでしょうか。
    FDAについては、出典がHPにある「FDAの見解」のリンク先なのであれば、こちらも有効性に関して否定しているように見えませんので確認頂けますでしょうか。 (投稿者:情報提供者,投稿日時:2016/06/01 16:41:35)

    ご投稿ありがとうございます。

    過去にご自身でおっしゃられていますが
    >このページではグルコサミンの変形性膝関節症に対する効果ついて議論しており、論点が違う事をここで議論するのはあまり意味のない事ではないでしょうか。
    とあります。これに従いますと、
    http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail24.html 国立健康栄養研究所の「総合評価」において、変形性膝関節症への有効性が示唆されているとは書かれていないようですがいかがでしょうか。

    また、国立健康栄養研究所のレビューなどは「玉虫色」と解釈でき、その旨は本文中でも触れているかと思います。

    これまでいただいたコメント全般において、全体として疑義を呈されているようにお見受けします。
    書誌事項等を精密化すべきだとの意見はすでにほかの方からもいただいておりまして、反省的に受け止めておりますが、情報提供者さまにおいては、「評定自体」にご異論があるように思います。上の国立健康栄養所のコメントなど、少なからず誤解を生んでいる箇所があるようです。
    ですので、よろしければ、改訂すべき個所とその草案をいただけないでしょうか。それによって改訂作業も捗りますし、また、議論すべき箇所も明確になると思います。 (回答日時:2016/06/01 17:10:52)

    「理論によるデータ予測性」について要望がございます。
    塩酸塩と硫酸塩の作用機序が異なるデータに非常に興味があるので出典を教えて頂けないでしょうか。
    FDAが否定的な見解を示されているとありますが、「FDAの見解」とされるリンク先の内容を見る限り、グルコサミンの変形性膝関節症の効果に対して否定的に書かれているようには見られませんが、何処をどう解釈してFDAが否定的としているのか詳しくお教え頂けますでしょうか。
    (投稿者:情報提供者,投稿日時:2016/06/01 16:34:08)

    「否定的」は(語句として)いいすぎかもしれませんね。ただ、肯定的ともとてもいえないようにも思います。
    大まかには、「やや懐疑的」あるいは「玉虫色の見解である」と解釈できると思いますがいかがでしょうか。 (回答日時:2016/06/01 16:56:39)

    「データの客観性」と「データ収集の理論的妥当性」についての要望を出させて頂きます。
    記載されている情報の元になった出典を教えて頂けないでしょうか。
    私が過去に読んだ論文に偏りがあるのかもしれませんが、グルコサミンの臨床試験は基本的に部位や症状、病名などを明確に示している物がほとんで、逆に明確にしていない臨床研究を見た事がないです。 (投稿者:情報提供者,投稿日時:2016/06/01 16:23:48)

    たとえば、国立健康栄養研究所におけるグルコサミンの有効性について、少なくとも「変形性膝関節症」については肯定的であるとのレビューはほとんどないように見受けられます。

    「妥当性」における文脈として、「研究」という語句があまりよくないようですね。「研究が言説化されたもの」という意図が伝わりにくいかもしれません。 (回答日時:2016/06/01 16:56:21)

    「データの再現性」について意見させて頂きます。
    変形性膝関節症の臨床試験の方法は、主に「個人の感想」ですが、きちんとした機関や団体がその方法を定めた評価方法です。NIHのGAITで使われたWOMACや日本整形外科学会などが使うJKOMも同様にご指摘のあった「個人の感想」に当ると思います。これらのデータを信頼できないと言われるのであれば、論文を批判するのではなく、まずはその評価方法を設計した団体にクレームを入れてはいかがでしょうか。
    また、全体的に出典の表示をして頂けないでしょうか。ここに書かれている内容で真偽が付かない箇所がございます。 (投稿者:情報提供者,投稿日時:2016/06/01 16:17:41)

    (回答日時:2016/06/01 16:56:08)

    2016/05/31 17:10:03の管理者様のコメントに対するコメントです。

    機能性表示食品の届出に使用されている論文を拝見しましたが、健常者の代謝マーカーを見ている論文なので、変形性膝関節症の改善とは直接関係ない論文ですね。元々、機能性表示食品の制度では、採用論文に病気の人を対象にする事ができませんので当たり前ですよね。このページではグルコサミンの変形性膝関節症に対する効果ついて議論しており、論点が違う事をここで議論するのはあまり意味のない事ではないでしょうか。

    「ヒトでの大規模な臨床試験(RCTなど)がもっとあれば」と仰いますが、それは大いに期待したいです。ただ、その費用は誰が出すのでしょうか?グルコサミンは比較的臨床試験が多い方ですし、食品であるグルコサミンに企業ではそこまで出資するメリットがありません。また、このHPの考えでは、企業がスポンサーになると信頼できない研究となるようなので、大学や国が費用を出す事になりますよね・・・。ただ、公的資金を投入しても、研究デザインをする人が肯定的なのか否定的なのかで、研究デザインも変わり、あまり意味がないと思いますけど。。。完全に中立な立場の組織が実施してくれるといいですね。

    すいません、最後のくだりの仰りたい事がわかりません。OTCにおいて医薬品添加物は有効成分では無い事はご存知ですよね?
    効果があろうがなかろうが、医薬品添加物として配合しているのであれば効果を言ってはいけないのです。
    OTCでグルコサミンの有効性を主張している会社があるのであれば、それは薬機法違反となる可能性が高いので、それを言う会社はあまりいないのではないでしょうか?(過去に指導を受けた会社もあるようですよ) (投稿者:情報提供者,投稿日時:2016/06/01 10:33:04)

    >その費用は誰が出すのでしょうか?
    >このHPの考えでは、企業がスポンサーになると信頼できない研究となるようなので
    ーー文脈として、ある程度そのように読めることには同意しますが、ご自身でおっしゃられている通り
    >食品であるグルコサミンに企業ではそこまで出資するメリットがありません
    こういう問題は潜在化しているようには考えられないでしょうか?

    最後の部分については、話に食い違いがあったようです。このコメントは同意ですが、だとすると、過去に「あんち」さんへの回答における「意味」とは矛盾するのではないでしょうか? (回答日時:2016/06/01 16:55:08)

    「理論の普遍性」について意見させて頂きます。

    このHPにおける「信頼できる研究」が何を指すのか基準がわかりませんが、恐らく著者の方が「信頼できる」と認めると思われる研究の中では、NIHが行った臨床試験GAITにおいて、プラセボの改善率が非常に高い中(全体で60.1%改善)、グルコサミン+コンドロイチンは中度~重度の患者においてWOMAC indexでプラセボと比べて有意差が出るのはご存知でしょうか。有意差は無い物の、中度~重度の患者においてグルコサミン単独でもプラセボより約10%高い改善率(65.7%)です。今後、症状における効果範囲についての研究を期待したいところですが、現時点では効果あり・効果なし様々な論文が出ており、効果範囲を限定できるような有効な情報はないのではないでしょうか。
    GAITについて補足ですが、GAITを例にグルコサミンに効果が無いと主張する方を多く見かけます。前述のようにGAITではプラセボの改善率が60.1%と非常に高い事が論文として問題がありますが、グルコサミン単独、コンドロイチン単独の両群ともプラセボよりも改善率は高いです。有意差が出ないのは、プラセボ群の異常値のせいだと考えられます。 (投稿者:情報提供者,投稿日時:2016/06/01 09:52:33)

    ご投稿ありがとうございます。
    コメントの中で一点、「プラセボ群の異常値」という言葉が出てきますが、これはどういう意味なのでしょうか。 (回答日時:2016/06/01 16:42:42)

    「理論の体系性」についての情報提供をさせて頂きます。

    ①軟骨などのグリコサミノグリカンはグルコースとグルタミンからグルコサミンが合成され、その後誘導体を経てグルクロン酸やグルクロン酸誘導体と結合してグリコサミノグリカンへ合成されますし、細胞培養によりグルコサミンからグリコサミノグリカンの合成が確認できているので、分子生物学的視点から逸脱しているとまでは言えないのではないでしょうか。(Inflamm. Res., 56, 432-438(2007)やInternational Journal of Molecular Medicine 27: 821-827, 2011などを参考にされては如何でしょうか)
    ②また、グルコサミンは消化吸収される時は、分解などを受けずに、グルコサミンのまま(正確にはグルコサミンイオンの形で)血中に移行しますので、「グルコサミンを大量に摂取したからといってそれがそのまま体内でグルコサミンとして生成されると考えるのはあまりに楽観的で希望的観測に過ぎない。」というのは誤りではないでしょうか。
    前章の「理論の論理性」でも情報提供をさせて頂きましたが、グルコサミンの効果は短期的には抗炎症効果による疼痛の改善が示唆されており、栄養成分としては少量摂取での長期摂取のデータから軟骨の減少抑制についての有効性が示唆されています。
    (投稿者:情報提供者,投稿日時:2016/05/31 13:42:40)

    ご投稿ありがとうございます。
    ①、②について、修正いたします。
    「はじめのグルコサミン」が機能性表示食品として受理されたようですね。ただ、そこで臨床試験として採用された文献も、比較的小規模なものであったり、有意差がなかったり(有意傾向ではあった)と信頼性において少々疑問が残ると考えます。
    ヒトでの大規模な臨床試験(RCTなど)がもっとあれば、あるいは、変形性膝関節症など、特定疾患への薬理効果が認められれば、評定も大幅に修正する用意もあるのですが……。
    また、グルコサミンが「医薬品添加物」として用いられていることと、それが「有効成分」であるかどうかは”意味が違う”かと考えます(あんちさんへの回答における)。 (回答日時:2016/05/31 17:10:03)

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